スーパーカブ90カスタムのフロントサス交換

去年の2021年11月16日に続いてスーパーカブ90カスタムのフロントのショックアブソーバーを交換した。

リヤに取り付けたYSS製のショックアブソーバーの性能が頗る良かったからだ。しかし、このフロント用YSS製ショックアブソーバーも例によってThailand製なので、現在のコロナ禍のせいで入荷してこない。

同時に換えたかったのだが、フロント用は2022年5月入荷予定とか書いてあったので昨年末に取り付けるのが無理だと断念していた。

2022年になってWebikeのサイトを見ていたら東京堂YSS製強化フロントサスが入荷しているではないか。迷うことはない、速攻でポチった。

16日に到着して18日(火曜日)の午前中に入荷したので、午後から早速取り付けに掛かる。

取り付けの様子はガレージに設置したセキュリティカメラの画像とGoPro Hero4で撮影した動画があるので、それをYouTubeに掲載したものを載せておく。

取り付けにあたって特に難しいこともなく、サスペンションを固定しているアッパーボルトとロアボルトを外せば下にスルッと抜けてくる。

ロアピボットから12mmナットとボルトを外せば純正のショックアブソーバーは取り外せる。

YSS製強化フロントサスは純正と同じようにボルトをピボットに取り付けてナットで固定してから回転部分にシリコングリスを塗布して元のように取り付けるだけだ。

取り付けにあたってトルクレンチ3/8と1/4サイズのものを使ってトルク管理をしたのは言うまでもない。

そして取り付けが終わったあと、サスペンションの動きを見たらしっとりとしたダンピングが効いてカチッとした動きになった。気になるのは上下に動かすとキコキコと音が出るのだ。

それは一日置いた翌日にもう一度ショックアブソーバーを取り外して、ベルハンマーを可動部にスプレーしてから再度組み付けたら音は消えた。

フロントホイールのベアリングの動きが渋くなっているようだったので、ベアリングにもベルハンマーをスプレーして最組み付けしたら滑らかな回転が戻った。

鈴木機工製のベルハンマー、これは第四石油類に属する潤滑剤なので、ゴム・シール類に対する攻撃性が低いらしいので、ベアリングなどにも安心して使用できるそうだ。

YSS Gas Shock Absorberの動き

昨日取付けたYSS GAS SHOCK ABSORBERの初期動作はかなりスムーズでなめらかに動くのはすぐに分かった。

それを撮影してみたくてGoPro Hero4をリヤキャリアに取付けて、ショックアブソーバーの動きを撮影してみたのがこの動画だ。

665日目、同じ場所で撮影したスーパーカブ90カスタム

左側が2021年11月16日で右側が2020年1月21日

2020年1月21日に風防が届いたので取付けた夕方、いつも撮影に行く奈良公園内の鷺池の南西角地にスーパーカブ90カスタムを置いて撮影してから665日、2021年11月16日にリヤショックアブソーバーを交換したのを機に再び撮影してみた。
何処が変わったのかの比較だ。
微妙に撮影位置が違うのはどうかご容赦。

※左側が2021年11月16日で右側が2020年1月21日。

風防は新品を取付けて保護フィルムを外さずに撮影している。
○ ヘッドライトの色が透明から黄色に変わってLED化された。
○ フロントカゴにダブルでLEDのワイドレンジ補助灯を付けた。
○ マフラーが純正から武川P-Shooterに変わっている。
○ドライブスプロケットが15Tから16Tに変更した。
○ リヤショックアブソーバーがノーマルからYSSガスショックアブソーバーに交換。
○ アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)RVBOX460(MHB-460)の上にGoPro Hero4 Silverを取付けている。
○ ハンドル左側にDytonaのタコメーターと右側にスマホホルダー
○ レッグシールド左側に自転車用のドリンクホルダー
○ 左側なので見えないが、パワースタンドを取付けてある。
○ 車体とRVBOX460に貼付けられたシールが増えている。
○ バッテリーからUSB電源を取り出してコネクターがRVBOX460の前に取り付けてある。
メーターランプとテールランプがLED化されている。

スーパーカブ90カスタムのリヤサス交換

前々から少し気になっていたスーパーカブのリヤダンパーのヘタリ。

※リヤサス→リヤショックアブソーバー

2001年製で20年を経過して13,000kmを走行してきた奴だから、そりゃヘタリも出るわな。で、どれに交換するかずっと悩んでいた。

昨日、唐古・鍵遺跡公園まで裏街道を爆走していたとき、リヤの挙動に不安を持ったわけよ。今までは家の近所で買い物にしか使っていなかったから、対して不満にも思わなかったが、路面の細かいギャップを拾うのが分かっていたので、ダンパーがヘタっていると分かった。

CT110にはスペシャルパーツ武川製のクロームメッキされたプリロード調整式の奴に交換していた。

これも良かったが、Webを徘徊して探しているとYSSの評判が頗る良いのが気になっていた。

探しているのは取付軸距離330mmのもので出来ればガス封入式が欲しい。

それが今回買った“KN企画 YSS HYBRID リアショックアブソーバー”だ。

月曜日の昼過ぎに注文したら翌日の今日、午前10時には到着した。

このショックアブソーバー、上下の取付けカラーがどちらも10mmなのである。

しかしスーパーカブは車体側(上側)が12mmでスイングアーム側(下側)は10mmなのだ。

届いたショックアブソーバーを開封して交換用の12mmカラーが入っているか確認して早速取り替えにかかる。

このカラー、指で押したら抜けるような代物ではなく圧入されているのである。

ここで考えた。ボルトを間に差し込んで締め込みながら抜き取るのだ。

10mmボルトがあれば一番良かったが、買いに行くのも面倒なのでガレージにあった6mmの長いボルトとナットを3個使って締め上げながら抜き取った。

交換用の12mmカラーはシリコンスプレーしてから木片を当ててクランプで押し込んで完成。

ひとつ問題があった。チェーンラインのある左側のショックアブソーバーの下端がスイングアームとチェーンケースに少しだけ接触するのだ。

それでスイングアームの上端はベルトサンダーで削り、1mm厚のワッシャーを噛ませることでチェーンケースとの接触を避けることにした。

バネのプリロードは最弱に設定。

取替えが終わって早速珈琲紅茶館まで珈琲豆を買いにゆくのに乗っていったら、路面の細かいギャップがあっても今までのように伝わってこない快適な乗り心地だ。

珈琲豆を買ってから家に戻ってもまだ走りたくなる。

撮影も兼ねて鷺池の浮見堂まで走っていって記念撮影してきた。

これからは今までとはまるで違う快適でしなやかな走り心地を楽しめる。