若者の駆るCB250RとVT250Fインテグラでプチツーリング

これは少し前から計画していた話である。

私の友人のご子息がHONDA CB250Rを2021年12月に購入したのを聞いていた。それから9ヶ月が過ぎてだいぶ乗りなれたんだろうと思ってメセージアプリを使って聞いてみたら、「よく乗ってますよ。」とのことだった。

「お願いがあるんだけど一度私と一緒にツーリングに行ってくれない?」とお願いしてみた。ツーリングなんて滅多にしたことがないし、ひとりで走るのがだんだん怖くなってきているのだ。

「良いですねぇ!」と言ってもらえたので近いうちにふたりで近所をプチツーリングすることにした。この話をしていたのは8月28日のことである。最初は彼のお父さんである私の友人にその話をしておいたのだ。

それから約半月。新しいヘルメットを買ってインカムを取り付けたのはこのツーリングのため?

行くルートは“道の駅なら歴史芸術文化村”で待ち合わせて、そこでインカムの接続をしてから国道369号線(柳生街道忍辱山)を走って道の駅針T・R・Sで休憩し、天理ダムを通って待ち合わせ場所の“道の駅なら歴史芸術文化村”に戻ってくる約90kmほどのルートを予定していた。

そして9月17日(土曜日)の朝、九州の南側には超大型の台風14号が接近してきていて風が普段よりも強くなっていたが、午前7時に家を出て待ち合わせ場所から柳生街道を走って針テラスに立ち寄り、戻ってくる時間は約3時間あまり。

ツーリングと言うには恥ずかしいほどの距離だが私の体力と39年目になる古いバイクのVT250Fインテグラには丁度いい距離だ。

午前6時30分にVT250Fインテグラに乗って家をでて7時に待ち合わせ場所の“道の駅なら歴史芸術文化村”に7時ちょうどに到着した。5分ほどして和君CB250Rがやってきた。

挨拶もそこそこにインカムの接続を試みる。彼のはLEXIN B4FMで私のインカムは同じメーカーだがLEXIN ET COMという最廉価版のもの。1:1でしか繋げないもの。

しかし今日はふたりなのでなんの問題もない(はず)

互いのインカムをユニバーサル接続モードにして接続を試みる。試すこと2〜3回でヘルメットに仕込んだスピーカーから互いの音声が聴こえるようになったのでスタートした。

奈良市内に入り般若寺交差点を右折し、国道369号線柳生街道に入る。
この道沿いにはゴルフ場があるので、そこに向かうクルマと柳生街道を走りに来るバイクがたくさんいるのだ。

柳生街道沿いには秋を感じるコスモスと彼岸花が咲いていた。

しばらく走ると霧雨のような雨が降ってきて寒くなってきたので、持っていったMA−1タイプのジャケットを上から重ね着することにした。

停車して服を着ているとSSバイクたちがえらい勢いでコーナーを走り去るのを見た。

このまま国道369号線を走ったら針テラスにつくのだが、何を間違えたのか月ヶ瀬方面にいってしまったのだ。

気が付いたら布目ダム…だったので、そこから水間トンネルを抜ける県道80号線(奈良名張線)に入って岩井ダムの横を抜けて“ファミリーマート奈良白毫寺店”でトイレ休憩。

ココまで降りてくると雨の気配はまったくなく空には青空が見えていたのはなんとも皮肉である。

ウチの家に戻り、ふたりでコーヒーを飲んでしばし休息してから和君のCB250Rのチェーンが伸びてきているので調整のためにモトパワーさんに行くことに。

10時30分にモトパワーに着いて、すぐにCB250Rのチェーン調整をしてもらった。タイヤのエアが低かったのとホチキスの針が刺さっていたと言われた。

ここで和君のCB250Rと私は解散することに。

午後から私はクルマに乗って小柳時計店に行く予定なのだ。

涼を求めてお山へVT250F2D

新しいヘルメットにインカムを取り付けたので、どんな具合なのか試す目的もあったので、VT250F2Dを引っ張り出して田原のお山までひとっ走り。

市内の高度は100mほどで蒸し暑かったが、200mから300mそして400mと海抜が高くなるごとに涼しくなってくるのがわかる。

折り返して山を降りてくると途端に蒸し暑くなるのも分かる。

戻る前にガソリン給油を済ませてきた。

給油量はハイオクを8.34リットル(1,393円)

走行距離は53,718.9km(166.4km)燃費は19.95km/リットルでした。

ウチのVT250FインテグラにはJRCの一体型ETCが付いている。
が、一度も使ったことがない。
使えるのか?
ETCレーンのところを走って行ってゲートが開かんかったらどうしたらええねん。
と疑問が膨らむばかり。
何か確認する方法はあるのか?
これ、2020年8月にウチにやってきてからずっと気になってた。
因みに新スプリアス規格には対応しているらしい。

そんな投稿をFacebookにしたら、「ウチにチェッカー有りますよ^_^」とモトパワーの社長からコメントをいただきました。

ガソリン給油のあとVT250F2Dに付いているETCがちゃんと動作するかどうか知りたかったのでモトパワーへ。

検査器械?を持ってきてくださって速攻でチェック。OKです。

これでETCゲートが開かずにバイクで激突する心配はない😁

2月と3月は体調を崩したり怪我したり

先月、2月21日に肋骨を骨折した同じ日に左眼の瞼が腫れぼったくなり、視野が霞むようになってしまった。更に朝起きたときに左脚のアキレス腱が猛烈に痛い。

まあ肋骨を折ったというのは25日に整形外科に行ってレントゲンとエコー検査をしてもらって初めて分かったのだが。そのときに左脚のアキレス腱もレントゲンを撮ってもらって状態を確認してもらい、低周波治療を受けて帰った。

眼の腫れと霞は2月21日に市立奈良病院の眼科に行って“はやり目(流行性角結膜炎”だと分かったので、炎症やアレルギーを抑制する目薬“フルオロメトン点眼液0.1%「センジュ」”と細菌による感染症の治療に用いる目薬“レボフロキサシン点眼液1.5%「杏林」”を処方され、一週間点眼したら治った。

2月末から3月に掛けて肋骨骨折眼の感染症アキレス腱の三重苦に見舞われ、ほとんど動けなくなっていた。

3月19日の今日の朝、ワンコ達と散歩していると足の痛みもほとんど無くなり、肋骨の骨折も痛むことは無くなったので、ようやく普通の日常に戻れたと思ったのも束の間、昼前にガレージからVT250F2Dを出して隣の月極ガレージの区画に持っていこうとしたとき、ゆるい上りの段差を乗り越えるために左脚に力を入れた途端ガクッとアキレス腱と脹脛(ふくらはぎ)に強烈な痛みが走った。

バイクを倒すまいと辛うじて支えることが出来たので、サイドスタンドを立てて足の痛みを確認してみた。

動くことは動くのでアキレス腱は切れてはいない。しかし脹脛が猛烈に痛い。

せっかく外に出したVT250F2Dだったが、もう一度元通りにウチのガレージに戻すことにした。

左脚に力が入らない、力を入れると激痛がするのでメインスタンドを立てるのに苦労した。

なんだか今年の2月末から3月に掛けて身体の故障が団体でやってきたなあ。

今日も天気なのでVT250F2Dで植田商店

植田商店に到着したVT250F2D

今日も朝から雲ひとつない青空。そして湿気も少ない爽やかな秋。

そうなると家に居るのはどうよ❓バイクに乗りたくなるでしょ。ねっ❣️それを察したのか家内から「植田商店さんまで行って佃煮海苔とふりかけを買ってきてよ。バイクに乗るんでしょ。」だってさ。

ガレージからVT250F2Dを出してキャリアにgiviのバッグを取付け。10時20分にスタートして11時過ぎに到着。

コソッとお店に入って海苔屋の若旦那が出てくるのを…😅植田商店の海苔を一度食べたら虜になる人何人も知ってます。私もそのひとりですけどね。

“佃煮海苔くろ”と“ふりかけ三昧”を買ったあと、小柳時計店さんを襲撃…と考えていたら「昼から病院に行くから13時までに戻ってきて欲しい。」と連絡。嗚呼!

近くのmont-fleur(モン・フルール)でカレーパンなど色々買って帰りましたとさ。
モン・フルールのパン屋さん🍞🥐🥖🥪は美味しいだけで無くとても安いのです。

VT250F2Dで柳生街道

24度と暖かかったので午後2時頃からVT250F2Dをひと月ぶりにガレージから出して、奈良市から柳生に向かう国道369号線を走って来ました。

飛ばし屋さんのバイカーが居るかと思ったんだけど、一台抜かれただけ。がら空きの忍辱線でした。

柳生花しょうぶ園の前を通って県道80号線を走り戻って来ました。走行距離43km、70分です。ああ、楽しかった。

撮影した動画も掲載。

信号待ちしてたら前から来たバイクの方が“イヨッス!”と挨拶してくれました。

涼しい日曜日の朝はVT250F2Dで

 

10月3日の日曜日の朝はかなり涼しくなって外気温が18度の表示。

7時前に起きてガレージのVT250F2Dを外に出し、いつものようにGoProをヘルメットとハンドルに取付けていつものコースを走ってきた。

外出自粛規制が解除されたため天理方面から奈良に向かうクルマは多くなっている。

早朝と言えど走行速度は法定速度からは逸脱しない。

面白みのない動画だが、これが普段の走行だ。

VT250F2Dのテールカウル

2020年8月末にVT250F2Dを買ってからエンジン関連や走行部分のレストアはモトパワーがきれいに仕上げてくれた。

外観はそれなりの汚れや痛みはあるものの、38年の経過を考えれば割合にきれいな状態だったが、ひとつ気になった箇所がテールカウルの小傷と塗装のハゲた箇所があったのが気になっていた。
想像するにツーリングの際に物を積載した時に塗装が剥げたのだと推測している。

再塗装するとしても専用のコルチナホワイト塗料はそれなりの価格がするし、タッチアップ塗料ですら2,000円以上。そしてカウルに付いている樹脂製のHONDAのエンブレムに描いてある赤色のウイングマークも剥げてしまっている。
もちろんだが、すでにメーカーにパーツは無い。

そこでいつものようにヤフオク!できれいなテールカウルが出ないかと昨年からずっと探りをいれたらついにきれいなVT250F2D用のテールカウルを発見。

これが出品されていたのだ。

これは手に入れねば。

実はこれを落札する前にVT250FC用のテールカウル落札していたのだった(^_^;)。これもかなりきれいな状態である。

2021.05.25(火)に3,200円(送料別)で落札。きれいな状態のVT250F2D用テールカウルは旧車を手広く扱っているウエマツからの出品だった。

届いてからしばらくして取り付けてみた。

VT250F2Dのフロントスクリーン交換

2021年4月12日(月曜日)
VT250Fインテグラのフロントスクリーン取り外し。
38年間、一度も外されたことがない(はず)フロントスクリーンを取り外して、中性洗剤で洗ってから再び取付けた。
外す時に注意するのは、裏側で停めてある鍔付ナットをカウルの中に落とさないようにすること。
厄介なのはヘッドライト上の2つのビスを外す時に、裏から手が入らないのだ。
メガネレンチが辛うじて差し込める隙間しか無い。
そこで思い付いた。
鍔付ナットを確実に保持するために、めがねレンチにネオジウムマグネットを取付けた。
これでメガネレンチを振ってもナットは落ちない。

❶.スクリーンを取り外した

❷.カウル側を掃除し終わった

❸.スクリーンを再び取付けた

❹.メーターシュラウドとスクリーンの隙間


2021年4月29日(木曜日)
38年前のHONDAの古いVT250Fインテグラのフロントスクリーン、割れちゃいないが新品も今となっては手に入らん。
当時のパーツリストを見たら13,000円だって、高いやなあ。
スクリーンの一番上(最後の箇所)がプイッと跳ね上がったのが好きなんだけど、純正は同じカーブで終わってる。
風を跳ね上げるような形状のこんな形をしたスクリーンが欲しいと探してたらヤフオク!で見つけたけどVT250F2F用だって。
F2Dにも使えるんじゃなかろか?

下がヤフオク!で売っていたF2F用のスクリーン

2021年5月7日(金曜日)
VT250Fインテグラ(F2D)の社外品スクリーンが昨日届いたので、取り付けた。
これ、本来はF2D用ではなくF2F用あるいはVF400Fインテグラ用なのだが、見た目は一緒なので、ダメ元で購入してみたところ、ほぼ問題なく取り付けられた。(9,900円送料込)

ほぼというのは、ビスの穴が楕円に開けられていて少しずつ調整できるようになってるみたいなのだが、そのせいでビスが横向いて嵌まり込む箇所があったので、手元にあったワッシャーで抑えた。
適正なワッシャーを探して買ってこよう。

VT250F2Dの燃料コックのオーバーホール

VT250F2Dの燃料コックは基本的に分解は不可である。

パーツとして設定されているのは“フューエルオートロックASSY.”というものだけだ。③ Parts No.16950-KE8-000(4,100円)あるいは“コックボディCOMP.” ④ Parts No.16951-KE8-005(2,500円) だけである。
※価格は1983年5月10日現在のパーツリストから抜粋

内部のパッキンや専用のOリングはリペアパーツとして出ないことになっている。

ガソリンを供給する燃料タンクの下に付けられてON-OFF-RESと切替えるための重要なパーツが燃料コック。そんな必要不可欠なパーツなのにHONDAからはすでに廃盤になっているという悲しさ(酷さ)。

そこで新しいパッキンと専用のOリングを入手して、カシメてある部分を座刳(ざぐ)ってネジ止め出来るようにタップを立てて、パッキンとOリングを新しいものに交換することが出来れば最良なのだ。
しかしパッキンすら入手が困難だと思われたが、ヤフオク!で手に入れる事が出来たのは良いが、価格は8,100円、非常に高価なパッキンとなった。

それでもこれが無いと修理が出来ないのですぐに落札した。
そしてこの厄介な作業をやってくれたのは、いつものようにモトパワー。

3月3日の朝、LINEに着信があって写真とともにメッセージが届いた。
「本日中に仕上げる予定」

送られてきた写真は分解されてビーズブラスト仕上げされ、驚くほどきれいになった燃料コックの写真だった。

燃料コックの内部清掃のみならず、外観まできれいに仕上げてもらったのだ。

そりゃもう感謝感謝である。

そして夕方の17時にモトパワーから借りていたスーパーカブに乗ってVT250F2Dを受け取りに行ったのは言うまでもない。

VT250F2Dのステムベアリングの交換

完成してから少し乗ってみて気になっていたステムベアリングのヘタリ。ステアリングを左右に振ってからセンターにするとコクっと止まる箇所があるのだ。

2月12日(金曜日)にステムベアリングの交換のためにモトパワーに入場させていたVT250F2Dが翌日の土曜日にベアリングの交換をしてもらえた。

受領のためモトパワーから借りていたSuperCub90DXに乗って受領に行ってきた。

昨日のお昼にモトパワーに乗って行ってステムベアリングの交換をお願いしたら、とても忙しい時なのにも関わらず、今朝出来上がった旨の連絡をもらったので、家内と啓明とわんこ達と片岡梅林まで梅見散歩に行ってからすぐにVT250F2Dを受取りに出掛けていった。

燃料ホースも交換してもらっている。

これで低速でも中速でも不安のない素直な回頭性が戻って来た。

写っている“あられ”モトパワーの木村社長からの頂きものだ。