
かなり前から風呂場に取付けてあったKVK製のシャワー混合水栓(KF180T)の水流の切替側レバーの動きが渋くて使うたびに気を使っていた。家を立てた2001年末からずっと使ってきていたので20年も使い続けていた混合水栓である。
最近になってシャワーと蛇口を切替える切替レバーをしっかりと中立付近で止めても水が漏るようになってきていた。ポタポタと蛇口から水が垂れるのが溜まると洗面器がすぐにいっぱいになっている。
これではイカンと切換弁ユニットだけを購入して取替えようとやってみたが、あまりにも固く固着しているので配管を破壊してしまうと大事になるのが嫌なので、新しいKVK製のシャワー混合水栓(FTB100KT)を友人の植田君に購入してもらって取替も依頼したのだった。
16日の金曜日のお昼にやってきれくれた植田君は交換するユニットと道具を揃えて風呂場ですぐに交換してくれた。そのときに取外したシャワー混合水栓を処分しておきましょうか?と言ってくれたのだが、もう一度自分で内部の切換弁ユニットを取替えて見るから置いておいてもらった。
18日の昼、分解して置いてあった混合水栓をガレージに持っていき、真鍮製で切換弁ユニットを固定してある部分にベルハンマーをしっかりと何度も吹き付けて放置し、2時間ほど経ってからゴムのインシュレーターに置いてマイナスドライバーの先をネジに斜めに押し付けてハンマーで衝撃を与えたら少しだけネジが緩んだ。

もう一度ショックを与えたら更に緩んだのでウォータープライヤーで挟んで回すとようやく取り外すことが出来たのだ。
閉
まりが悪く動きが渋くなった切換弁ユニットをプライヤーで挟んで力いっぱい引っ張って取外したあと、クリーニングしてから再び新しい切換弁ユニットを元通りに押し込んで真鍮の固定ネジを締め込んで元通りに組み上げた。
切替レバーを動かすと節度があって滑らかに動くようになり、捨てるにも忍びないので予備として保存することにした。
やれば出来るじゃないか。
経験することは誰のためでもない、自分の価値である。