話は去年の後半に遡る。
数年前の2017年1月4日、パソコン工房で見つけたiPad Air 2を買ってからは2014年に買って今まで使っていたiPad miniをせがれに渡し、iPad Air 2にインストールしたAdobe Illustrator Drawでイラストを描くことにした。
初代iPad(2010年1月発売)も持っているが、流石に古くてiOSの最終は5.1.1という化石のようなOSしか使えないので静かに眠らせることになる。
iPad mini(2012年10月発売)のiOSの最終は9.3.5で、これもすでに過去のもの。miniはドローンを操作する画面用に買ったので大して使ったことがなかった。
その後、iPad Air 2を買って、Adobe Illustrator Drawというベクターグラフィックのアプリを重宝して使っていたのだ。
イラストを描くやすくPDFで書き出せばMacintoshのIllustratorで開くことも出来たから数年は使った。
そして悪夢の2021年10月、Adobeからこんな情報が入った。
Adobe Photoshop Sketch および Illustrator Draw の提供終了のお知らせ
これはいったいどうすれば良いのだ?使い慣れたIllustrator Drawを止めて新しいFrescoとかいう慣れない新しいアプリを使わなければ行けないのか?
そして年が明け2022年になったとき、Adobeのサイトに書かれたのを観て更に落ち込んだ。
Adobe Photoshop Sketch と Adobe Illustrator Draw は、iOS と Android 向けの提供が終了し、2021 年 7 月 19 日からダウンロードができなくなります。既存のユーザーは、2022 年 1 月 10 日までアプリを使い続けることができます。アプリをシームレスに途切れずお使いになるには、すべてのアセットをそのまま使用して Fresco に簡単に移行することができます。
ダウンロードが出来なくても使い続けさせてくれよ、なんとかならないのか?
1月10日を過ぎてもIllustrator Drawをクリックすると起動したので、もしかしたら“ダウンロード出来なくなるだけで使い続けることが出来る”のかも…と甘い期待を抱くようになっていた。
しばらく放置していたが、3月20日を過ぎた頃、iPhone XRにインストールしていたIllustrator Drawを起動しようとしたが起動出来ない。
iPad Air 2のIllustrator Drawはどうやら起動できる。しかしいずれ起動できなくなるだろうから今のうちにFrescoとやらをダウンロードして慣れておいても良いだろうとダウンロードしたら、FrescoはiOS14以上じゃないと動作しないらしい。
それならとiPad Air 2のiOS12をiOS15.4にすれば良いだけだけじゃん。iPAd Air 2はiOS15.4にも対応しているしこれで問題ない、さあアップデートしてみようとやってはみたが…アップデートできない。
こiPad Air 2の容量はたった16GBしか無くて、OS関連で9GBほど専有しているからあかんのだろうとアプリを消去したがアップデート出来ん。
Illstrator Drawが消去されるのを承知で止む無く初期化してiOS15.4をクリーンインストールしたら完了できた。
さあ、これからApp Storeに行ってAdobe Frescoをダウンロードしようとしたら、なんてこったい!こんなメッセージが出やがった。
次回に続く…