CT110に12Vバッテリーケースを取付け

CT110のバッテリーは元は6V仕様だった。

それを2015年7月14日にヤフオク!で落札した12V化キット国内仕様を使って12V化したわけだ。その記事はここの掲載してある。
CT110を念願の12V化にチャレンジ

左:大きいほうが12Vスーパーカブ90カスタム用で右:MF LONG 12V 1.2Ahバッテリー12V化キットに付属していたバッテリーはドライバッテリーで、TL125sやGAGやEPOを12V化したときにも同じ12V 1.2Ah MFバッテリーである。

小さくて少し軽いのは良いのだが、容量が少ないような気がするのと、充電が神経質なのが気になっていた。出来ることならSuperCubと同じバッテリーを使えるように出来ないか?と考えた。

CT110のフレーム(車体)はほとんどスーパーカブなんだし、サイドカバーを開けて見た限りだとすんなり出来そう(な気がする)

右側のサイドカバーを外して12V1.2Ah MFバッテリーを取り外し、CT110純正の金属製のバッテリーケースを取り外す。

空っぽになったところを覗くとどうやら入りそうだ。

モトパワーで注文したスーパーカブ用のバッテリーケース
モトパワーで注文したスーパーカブ用のバッテリーケース

モトパワーに注文して手に入れたスーパーカブ用バッテリーケース(50380-GK4-631)を押し込むと奥まで入らない。

ここでスーパーカブとCT110の違いに気づいた。
スーパーカブの場合は左側のサイドカバーを外すと、バッテリーケースの突起が刺さる穴が空いている。
スーパーカブ用のバッテリーケースの奥側には突起が付いているが、これがCT110の場合は邪魔になる。
CT110の左側はエアクリーナボックスなのだ。

それで車体に穴が穿っているところに入るようになっているバッテリーケースの突起をニッパーで切り落とした。

続いて、CT110のワイヤーハーネスをバッテリーケースが干渉しないように押し退けてからバッテリーケースを差し込んだら割合にすんなりと入った。

が、ここで少し問題発生。

バッテリーケースの蓋を開けようとするとCT110の車体側に付いているヒンジ部部にプラケースの蓋の下側が当たる。

金属製のヒンジ部を削る代わりに、バッテリーケース蓋の干渉する部分をリューターで削り取った。これでバッチリと蓋が開閉できるようになった。

あとはウインカーリレーをプラケースの左側に移設し、ヒューズホルダーを中に収納出来るようにハーネスを取り回して、バッテリーに電極を取付けて完成。

これでスーパーカブ用の12V3Ah密閉式バッテリーが使用可能になった。
12V 1.2Ah MFバッテリーと比べると容量は2.5倍になった。