望遠鏡を格納するケース

日本の気候は湿気が多くてカメラのレンズにカビが生えやすいので、以前にPELICANケースを2つともう1個“Underwater rKinetics”という防水ケースを買っていたのを思い出し、引っ張り出してきてその中にSkyMax 127(MAK 127)と周辺の機材を入れてみた。

使ったのはPELICAN1550CASEというかなり大きめのケースである。

PWLICANケースは対衝撃性や防水性に優れたキャリーケースなのだ。

高度の高いところで蓋を開けて中に機材を収納し、そのまま平地に降りてきて開けようとしても中の気圧が低くなっているので開かないので、減圧バルブを緩めてからでないと開かないのだ。

こういう気密性は湿気を防ぐためにも有効なケースである。

8月以降にならないと土星や木星が見られないから暫くはこの中で眠っていてもらおう。

また別のStackingソフト(銀河・星雲・星団写真用)

二日前に掲載した天体撮影のためのソフトウェア“Lynkeos”と言う惑星🪐のスタッキングソフトウェアに続いて、ディープスカイ用(いわゆる銀河・星雲・星団の事)スタッキングソフトウェアを見つけた。

名前はSIRIL-1.02(シリルと読む)

もちろんこれもMacOS用もある、と言うか世界にあるほとんどのOSに対応したものがあるのは素晴らしい。

先ほどダウンロードしたところスクリプトマネージャーに対応しているのだろう、日本語表示になった。

惑星スタッキングソフトウェア“Lynkeos”に続いてこれもフランス🇫🇷のアプリだ。
ますます好きになって来たぞフランス🇫🇷

レジンで作るキーチェーンの宇宙

今朝は望遠鏡🔭とカメラ📷から少し離れてレジンで遊ぶ。

ブルーを後ろに入れてラメを散りばめてみた。

中に入れる小さなブリオンを探さなきゃ。

作り方は20mmの半球形シリコン型にクリアブルーを8割ほど流し込んで紫外線で硬化させた後、透明のレジンを流して少しだけ硬めてから手元にあった金色のブリオンをピンセットで並べた。

20mmの半球形シリコン型に透明レジンを注入して色んな色のラメを入れて混ぜ合わせてから紫外線で硬化させる。

硬化したブルーのレジンと透明のレジンをシリコン型から取り外して、ちょうど真ん中どおしで貼り付ける。貼り付けるには片側にレジンを塗って紫外線で硬化させる。

貼り合わせ面にバリがあるのでヤスリで均して球形に近づける。

その後はドリルの先端に挟み込んで樹脂を磨く液体でポリッシュして完成だ。

天体写真をきれいに撮るためにStack処理するとは

天体撮影を始めた16歳の頃、撮影するのはフィルムを詰めた一眼レフだった。

コダックのTRI-Xの基準感度ISO400(当時はASA400と呼んでいた)を4倍増感してISO1600で月の撮影や惑星を手動の赤道儀が付いた望遠鏡で撮影したのを思い出す。真っ暗な空の星を撮影しているから、そのフィルムを写真屋さんに現像に出してどんな写りをしているのか楽しみにしながら受け取りに行ったら「なにも写ってなかったよ。」と言われた。

そりゃそうだろ、星空を撮影すれば真っ暗だからフィルムは素抜け状態で、天体写真素人のカメラ店の親父からすれば“なにも写ってない”と思って当然である。

前フリが長くなった。

100年以上続いたフィルム時代が21世紀になって終焉を迎えた後、デジタルカメラで天体撮影をするのがあたりまえになった。こんなに便利で高解像度な映像はフィルム時代には想像も出来なかったのである。

撮影すればすぐに結果が判るのは当然のこととして、撮影感度もISO400どころかISO4000とか8000など、更にもっと上まで持ち上げられるのだ。

圧倒的な解像度でデジタルカメラはフィルムカメラを終焉に追い込んだと言っても良いだろう。(ノスタルジーでフィルムを使いたい人は好きにすればいい)

そんなデジタルカメラで撮影した天体撮影でも、更にきれいに仕上げたいと思うのは天体撮影にハマッた人間の性だ。

フィルム撮影していたころ、撮影したデータを何枚か重ねて(Stack)してシャープに上げる方法があったが、なにせ相手がフィルムゆえ位置合わせが面倒なこと甚だしい。

ところがデジタルになってからはStack(撮影データを重ねること)するのは優秀な画像処理ソフトが出てきたのでかなり楽になった。

天体撮影に供するPCはWindowsが圧倒的なシェアを誇っている。どういうわけか理由は解らないが…悲しいかなそうなっているのだ。

1985年からのMac使いの私からするとどうでもイイ話なのだが、出来ることならネイティブなソフトで画像処理をやりたいのだ。(MacにWindowsはインストール出来るが、そんな姑息な真似ではなく)

つい最近になってNIKON COOLPIX P1000を購入したり、5月25日には15年ぶりぐらいに新しい自動導入機能が付いた口径127mmマクストフカセグレイン式の望遠鏡を購入したので、惑星や月を撮影したデータを自動でStackingしたくなったわけだ。

Web検索で探した結果、MacOSのBoot CampにWindowsアプリを入れるのではなくネイティブで使用できるアプリが見つかった。

アプリの名前は“Lynkeos”で、ここがLynkeosのWebサイトである。
(国旗を見たらフランスのアプリで、フランスがちょっと好きになった)

このサイトからアプリをダウンロードして自分のMacBookPro 15in,にインストールしてみた。

起動後の画面はこんなのである。

今の季節、惑星も星雲も全く撮影可能な位置に存在しないので、これを使った結果は3ヶ月ほど先になる。でも月は撮れるかな?

SKYMAX 127 VIRTUOSO(ヴィルトォーゾ)GTiが届いた

今朝はなかなか寝付けなかったので寝たり起きたりを繰り返していたのは、昨日の夕方に発送連絡があったからだ。

楽天市場のシュミットから佐川急便の配送で送られてきたのは、
“SKYWATCER SKYMAX 127 VIRTUOSO GTi”

朝、ワンコ達の散歩と天迦久珈琲に食パンを買いにゆくほんの少し前に佐川急便の軽自動車が駐車場に止まった。

早速受け取りに行ったら「大きな荷物です。重いですよ。」と言われて慎重に受け取った。

そのまま転けたり躓いたりしないように箱を担いてアトリエに持って行き、早速開封して中の望遠鏡の状態を確認してからワンコ達の散歩に出かけた。

ちょっと短めの散歩から帰るなり梱包を解いて、約9kgある望遠鏡と経緯台を引っ張り出した。
今使っているETX-90ECと比べるとかなり重い。(ETX90ECは約3.4kg)

ドブテイル(望遠鏡の側面に付いているアリ溝)は本体の側面の長さとほぼ同様の長さで取付けられている。これでカメラを取付けたときにも前後に移動することでバランスを取ることが出来る。

一番大きなスリック三脚に3/8inネジで取付けた望遠鏡本体を北に向けて本体を水平にし、アプリを立ち上げてアライメントを取ってみた。

そしてiPhoneに“SynScan Pro”アプリをダウンロードしてから本体の駆動用のバッテリー単3電池を8本組み込んだ。

VIRTUOSO(ヴィルトォーゾ)GTiの側面にあるスイッチをONにすると赤いランプが点滅し始める。WiFiの接続を待っているらしい。

WiFi接続が完了したらアライメントを行ってみた。

静かなモーター音と共に鏡筒がゆっくりと回転を始めた。

昼間なので星の導入テストは出来なかったが動作確認は出来たので今日はコレで良しとする。

久しぶりにイムラ仲間の食事会

長いあいだ親しい人達で集う食事会が出来なかったので、支配人のウッちゃん誕生日を祝うために集まろうよと、イムラの仲間で食事会をやった。

場所はJR奈良駅の東側にある“囲炉裏と地酒 大和乃山賊奈良店”で夕方の18時50分に集まった。

集まったと言ってもいつものようにウッちゃんが私を迎えに来てくれる手筈なので楽して行けるのだ。

現地集合でコインパーキングにクルマを止めて歩いていったらすでに姐さんは来ていた。

小さめの個室に案内されて飲み物やら一品物やらを注文しては話し食べの楽しい時間を過ごした。

21時になって珈琲を飲みたくなったので3人でコメダ珈琲に行って写真を撮ってお開きにした。

短い時間だったが気のおけない仲間との時間は何事にも代え難い楽しみである。

Sky-Watcher MAK127 VIRTUOSO(ヴィルトォーゾ)GTi

MEADE ETX-90に付ける直焦アダプターを買って月や惑星を撮影してみようと思っていた。

参考になるようなWebやYouTubeを観ているときに“LensKing’s TV Bosque Rico”という日本人の男性が“ある天体望遠鏡”を熱く語っているのに出くわした。

ETX-90と同じマクストフカセグレイン式の天体望遠鏡だ。その望遠鏡の口径は127mmある。

思い返してみる今使っているMEADE ETX-90ECの発売年は1999年だった。もう20年以上昔の機器なのだ。iPhoneが発売される以前のマクストフカセグレイン式望遠鏡である。
私は新品で買ったわけではないが、新品の価格は125,000円(定価)でコントローラーが30,000円だった。

日時の記憶はないが、たまたま大阪に出かけた帰り道に奈良市のお宝倉庫のショーケースの中で新品同様のMEADE ETX-90ECJが置いてあり、これを見つけた途端に“おいでおいで”をしているように思ったので救出してきたのだ。
価格も30,000円以下だったような記憶がある。
2007年には撮影したデータが残っているので2007年以前ということだ。

昔の望遠鏡と言えば、精密に機械仕上げされた赤道儀にレンズや反射鏡を取付けた望遠鏡というのが当たり前だったが、近年は自動追尾してくれる電子機器の様相を呈していた。
ETX-90ECはコントローラーで星を自動で導入できる機種だったのだ。

その頃から20年以上経過した現在、新しい望遠鏡をWebで何度も観ているとだんだん欲しくなったではないか。

Webで見つけた“Sky-Watcher MAK127 VIRTUOSO GTi”を検索していると、鏡筒を固定しているアリガタが長いので前後に位置調整が出来るし、トドメはこのサイト“アイピースアダプターの末端にはM42 P0.75のネジが切られていて、一般的なTリングを介してカメラの取付が可能”と書かれていたのでTリングを取付ければNIKONのデジタルカメラやm4/3のカメラを取付られる。
(ETX-90の鏡筒に付いていたネジは特殊なサイズとピッチのネジだった)

楽天市場やAmazonで“Sky-Watcher MAK127 VIRTUOSO GTi”を検索していると7万6千円〜9万円ほどの価格で売っているが、楽天市場シュミット(アウトレット)ではなんと54,800円で売っているではないか。
(後で分かったことだが箱が少しだけ傷んでいただけらしい)
更に楽天のポイント利用すると-2,021円。
支払総額は52,779円😅

で?

もちろんポチったのは言うまでもない。

<鏡筒の主な仕様>
・光学形式:マクストフカセグレン式反射望遠鏡
・有効口径:127mm
・焦点距離:1,500mm
・口径比:1:11.8
・極限等級:12.3等
・集光力:329倍
・ファインダー:レッド・ドット・ファインダー
・鏡筒質量:約3.6kg(アイピース除く)
・セット品総質量:約8.2kg(電池、アイピース除く)
・付属品:アイピース(10mm、25mm)、90°天頂ミラー

<VIRTUOSO GTi(ヴィルトオーソ)の主な仕様>
・最大搭載可能重量:約6kg
・本体質量:約4.7kg(電池除く)
・電源:DC12V (単三形乾電池×8本)
・駆動:DCサーボ モーター
・駆動スピード:恒星時~800倍速
・追尾モード:恒星時追尾,月追尾
・データベース:固有名がついた恒星、二重星、メシエ,NGC,IC,Caldwellの各カタログ天体
・SynScan Pro App対応OS:iOS(iOS8.0以降のiPhone,iPad,及びiPod touchに対応)、Android OS

MEADE ETX-90に取付ける直接焦点アダプター

5月上旬に注文していた“SVBONY製カメラアダプター SV186”が配達されてきた。

※SVBONY SV186 カメラアダプター 外径35-38mm接眼レンズ用 NikonT-リング付 購入時の価格は1,280円(Amazon)

※SVBONY SV186 カメラアダプター 外径47-50mm接眼レンズ用 NikonT-リング付も購入しておいた。(^_^;)

外径35-38mm接眼レンズ又はアイピースマウント側に取付けて天体撮影をするためのアダプターだ。

本体部分と各種カメラマウントを取付けるネジはM42×0.75で昔のPENTAXマウントと同じ。そこにNIKON Tマウントをねじ込んで使う。

私は更にその後ろにFT1アダプターやマイクロフォーサーズ変換マウントを取付けて使う。

天体望遠鏡はMEADE社製ETX-90マクストフカセグレイン式。
口径90mm 焦点距離1250mm。

モーター駆動で自動追尾できる奴に取付けて直接焦点撮影をやってみようと買ったパーツである。

このところずっと曇り空ばかりで綺麗な空は全く望めないが、とりあえず機材だけは揃えておく。

テスト撮影は若草山の方に望遠鏡を向けて撮ってみた。

#meadeetx90
#svbony186

苔テラリウム

苔テラリウムを真上から24mmと85mmで撮影してみた。

『苔テラリウムで咲いてるのムラサキサギゴケだよ』と親友からメッセージで教えてもらいました😍

#苔テラリウム