CT110のメーター内インジケーターランプはハイビームランプ以外は直流で動作しているので、12V化が終わったあとはLED化がとてもラクに出来る。
しかし、ウィンカーパイロットランプだけはLEDにすると、左右のどちらかしか点灯しなくなる。
そのための対策で整流ダイオードを購入してきた。
購入した整流ダイオードをメーター内に組込むためにオスギボシとメスギボシを使って結線を作る。
これはメーターから外したソケットに取り付けた整流ダイオードの写真。
冒険映画に渦巻く深夜似顔絵描きの酒場のツケは海賊退治の船乗りジャック
CT110のヘッドライトは暗い。暗いというより蝋燭かと思うほどだ。
そんなヘッドライトに耐えかねて30年前には凸面のCIBIÉに替えていたのだが、6Vの頃だったので電球はH4タイプの電球もなく12Vのものを付けていたのだ。
そんな状態だったので大して明るいわけでもなく、配光がワイドでカットラインが出ることぐらいがCIBIÉの良さだった。
あれから30年。LEDタイプの電球が発売されていてCT110も12V化をしていたので、ヘッドライトも…もちろん交流12VからAC−DCコンバーターを付けて直流化してある。
で、ライトの灯体を少し前に交換したMarshall819からガラス面がフラットタイプのCIBIÉミニオスカーに交換した。
【総評】
7月25日にMARCHAL 819ドライビングランプに交換したが、配光が狭くて左右への広がりが少ないのが気に入らず、新しいCIBIÉを購入。
30年前からCIBIÉの丸型を使っていたが、今回手に入れたのはガラス面がフラットになっているミニオスカー。
【満足している点】
旧型のガラス面が球面になったものとよく似た配光特性でムラも少なく左右の広がりもあって気に入っている。
ポジションランプを差し込むための穴を穿つ作業が必要だったが、自動車用のライトを使うためには必要な作業である。
ヤフオクで5,616円+送料1080円=合計6,696円で購入
【不満な点】
無い。
スズキGAG RB50 (LA41A) 12Vコンバートキットが上手く言ったので、次は本命のCT110ハンターカブ12V化に挑戦。
これもやはりオークションで入手予定。
バッテリーはGAGと同じ12V1.2Ah MFバッテリーを使うらしい。
レギュレータもほぼ同じもので国内仕様にも対応とのこと。
2015年07月19日(日)
GAGの12V化に続いてCT110の12V化に取り掛かった。
GAGはCT110の前哨戦だったとも言える。
今回も6Vのバイクを12V化するためのコンバートキットは「ヤフオク!」頼みで、GAGの12V化でお世話になった方がCT110用の12Vコンバートキットを出品してくれるのを待っていた。
他にもCT110の12V化コンバートキットを出品している方がいる。しかしワタシが狙っているのは国内用にも対応したキット。
国内用と海外用とは電装の細かいところが違うらしくて、今まで見たことがあるのは海外からの逆輸入車用の12Vキットばかりだった。
GAGを落札した2日後に再び出品された“CT110ハンターカブ12V化◆ホーン付特価◆12Vコンバートキット”
本体が8,480円+電球セット2,000円+送料800円の合計11,280円。
本日の午前中に佐川急便のお姉さんが届けてくれた。
午後、小・中・高のときの同級生が家に来ていたので、彼が帰ったあとに取り付けを始めた。
最初にするのはCT110の電球をすべて12V用に交換すること。
メーター内のウインカー球(6V1.7W→12V3W)・ニュートラル球(6V1.7W→12V3W)・メータランプ球(6V1.7W→12V3W)・ハイビーム球(6V1.5W→12V2W)・ポジションランプ球(6V1.7W→12V3W)・ヘッドライト球(12V25/25W)を交換。
続いてウィンカー球(6V8W→12V10W)とテールランプ球(6V10/3W→12V21/6W)を交換する。
次にウィンカーリレーを交換してバッテリーを12Vに換装してから点灯テストを行う。
ここでちょっとトラブル発生。
ウィンカーリレーの足が抜けた!分解してハンダでやり直す。
これで動作確認はOK。
続いて6Vシリコンレクチファイアを12Vのレギュレーター&レクチファイアに換装する。
ジェネレータからの出力線(黄色)をレギュレーターから出ている黄色の線とを分岐タップを利用して割り込ませる。
今回はオマケでヘッドライトハウス内のポジションランプ球用のLEDを付けてもらったので、これをポジション球として使用してみた。
バッテリーを再び搭載してキーをONにしてキック。
問題なく始動しランプ類の点灯も確認できた。
暗かったポジションランプをLEDにしてとても明るくなったのはささやかな喜びである。
2015年07月20日(月)
7月13日にGAGの12V化が終わり、19日にはCT110の12V化が終了した。
充電電圧はちゃんと12V以上出ているのだろうか?
レギュレーター&レクチファイアを取り付けたあと、テスターを使って測るのが当然のことだがやっていなかった。
今日はCT110のジェネレーターからの出力線(黄色)をレギュレーターから出ている黄色の線とを分岐タップを使って割り込ませていたところを二股のギボシ線を作って接続をやり直したところで、発電電圧を測定してみた。
最初にCT110のアイドリングでは12.80V出ている。
回転を上げてハーフスロットルにしてみると14.84Vまで電圧は上昇した。
これで発電電圧は問題ないことが判ってホッと一息である。