前々から少し気になっていたスーパーカブのリヤダンパーのヘタリ。
※リヤサス→リヤショックアブソーバー
2001年製で20年を経過して13,000kmを走行してきた奴だから、そりゃヘタリも出るわな。で、どれに交換するかずっと悩んでいた。
昨日、唐古・鍵遺跡公園まで裏街道を爆走していたとき、リヤの挙動に不安を持ったわけよ。今までは家の近所で買い物にしか使っていなかったから、対して不満にも思わなかったが、路面の細かいギャップを拾うのが分かっていたので、ダンパーがヘタっていると分かった。
CT110にはスペシャルパーツ武川製のクロームメッキされたプリロード調整式の奴に交換していた。
これも良かったが、Webを徘徊して探しているとYSSの評判が頗る良いのが気になっていた。
探しているのは取付軸距離330mmのもので出来ればガス封入式が欲しい。
それが今回買った“KN企画 YSS HYBRID リアショックアブソーバー”だ。
月曜日の昼過ぎに注文したら翌日の今日、午前10時には到着した。
このショックアブソーバー、上下の取付けカラーがどちらも10mmなのである。
しかしスーパーカブは車体側(上側)が12mmでスイングアーム側(下側)は10mmなのだ。
届いたショックアブソーバーを開封して交換用の12mmカラーが入っているか確認して早速取り替えにかかる。
このカラー、指で押したら抜けるような代物ではなく圧入されているのである。
ここで考えた。ボルトを間に差し込んで締め込みながら抜き取るのだ。
10mmボルトがあれば一番良かったが、買いに行くのも面倒なのでガレージにあった6mmの長いボルトとナットを3個使って締め上げながら抜き取った。
交換用の12mmカラーはシリコンスプレーしてから木片を当ててクランプで押し込んで完成。
ひとつ問題があった。チェーンラインのある左側のショックアブソーバーの下端がスイングアームとチェーンケースに少しだけ接触するのだ。
それでスイングアームの上端はベルトサンダーで削り、1mm厚のワッシャーを噛ませることでチェーンケースとの接触を避けることにした。
バネのプリロードは最弱に設定。
取替えが終わって早速珈琲紅茶館まで珈琲豆を買いにゆくのに乗っていったら、路面の細かいギャップがあっても今までのように伝わってこない快適な乗り心地だ。
珈琲豆を買ってから家に戻ってもまだ走りたくなる。
撮影も兼ねて鷺池の浮見堂まで走っていって記念撮影してきた。
これからは今までとはまるで違う快適でしなやかな走り心地を楽しめる。