ようやく発送されて届いたZWO社 Seestar S50

今年の5月31日に先行予約注文しておいたZWO社 Seestar S50の発送連絡が来た。

去年あたりから天文雀を賑わしていたスマート望遠鏡のひとつだ。昨年発売されたユニステラのeVscope2は60万円以上して、私のような貧乏人にはとても手が出せない。

Vaonis (ヴァオニス)のVespera (ヴェスペラ)は現在では価格が下がって25万円位になったが、それでも気軽に購入というわけにはいかない。
価格が下る前はもっと高価だったし。

それが今年の春に発表されたZWO社 Seestar S50は500ドルを切る価格。世界中から熱い目が向けられたのは言うまでもない。

ZWO社と言えば天文機器を製造しているメーカーでは超が付く有名な企業である。そこから発売されるとなれば欲しくなるでしょ。

予約が始まったのが4月下旬?辺り。これは欲しいと思った私が迷いに迷ってKYOEI TOKYOに発注したのが5月31日だった。

最初の予定では、購入者に届くのは7月下旬だと言うことだったが、メーカーの製造の遅れ(想定外の注文数の多さなのか、予定の性能が出ないのか分からないが)で8月下旬にずれ込んだ。

そんな中、8月8日に注文したKYOEI TOKYOからメールが来て、私が注文したものは“初回発送には入らず第二ロット以降でのご予約順でのお渡し”になると連絡が来た。9月下旬だそうだ。

この性能が本物ならきっと世界中から注文が殺到しているだろうから、遅れるのもやむを得ないと思い、9月の後半か10月に入れば発送されるだろうと気楽に待っていた。

そう思っていたら9月29日の夜に「発送しました。」と嬉しいメールが来たのだ。

そして宅急便セレクトで商品が届いたのは9月の最後の日である30日の夜19時40分。

YouTubeでは量産前のSeestar s50をテストしているのを観ていると、本体から流れる音声がChina語だとか…
そんなの嫌だなあ。と思ってはいたがしょうがない。

説明していたYouTuberの方々と同じようなきれいな梱包で届いた製品をワクワクしながら開封していった。

良く出来た家電製品のようなパッケージである。

特筆すべきなのは本体を収納しているスチロールがそのままキャリングケースになっている。これはなかなか素晴らしい。

何度か練習してきたとおりに最初に本体とのアクティベーションを開始したら、本体から流れる音声は英語になっていた。(Firmwareが1.58で良くなった)

動作音は限りなく静かである。バックラッシュもなくスムーズに動作する。

あいにく今夜は雨空で満月すら観ることは敵わないので、実際の撮影は後日‼️

CT110とスーパーカブ90カスタムにドライブレコーダー

FITとInsight ZE2用に2015年1月に購入して取り付けていたTranscend DrivePro 200に替えて新しい前後カメラ付きのYupiteru製に交換したので、取り外したTranscend DrivePro 200をスーパーカブとCT110のフロントスクリーンに取り付けてみた。

元々これはクルマようなので防水性は無いから雨の中での走行だと一発で壊れると思うが、スクリーンの後ろ側なので土砂降りじゃなければ問題ないかも。

雨が降ったら取り外しで今まで通りにGoProで撮影するつもり。

FITから取外したDrivePro200とInsightから取外したDirivePro200を各々のバイクに取り付けてみた。

オプションで付いていた吸盤マウントでスクリーンの裏側に取り付けてみた。

クルマと違って振動が大きいだろうから衝撃で自動的に撮影する機能はOFFにしている。

と書いているが、まだ一度も取り付けてから走って撮影していないのだ…😅

新しく取り付けたYupiteru製のドライブレコーダーY-120d

今まで使っていたTranscend製のドライブレコーダーに替えてYupiteru製の前後が撮影できるドライブレコーダー Y-120dを取り付けてもらった。

GPSが入っているらしいので、極座標や走行速度が記録されるのも有り難い。

今まで使っていたTranscend製のドライブレコーダーはシガーソケット用のコネクターが付いていて、カメラ本体は吸盤でフロントウィンドウに取り付ける奴だから、ドライブレコーダーが付いていないクルマに乗るときに使える。

それも2個あるからひとつはバイクのフロントシールドに取り付けても良いかも。

29日朝のこと。私のクルマの面倒を観てくれている友人からメッセージ。

「今日は一日ガレージにいるので、ドライブレコーダーの取り付け出来ますよ。」と嬉しい連絡。

前にバイク仲間の親友が「僕も一度あのガレージに行ってみたいなあ。」と言っていたのを知っていたので、彼にもメッセージを送ったら今日はドローンの講習会で大和高田に11時から12時30分まで行っています。とのこと。

それならと12時30分にJR高田駅横にある奈良県産業会館に迎えにゆくことにした。ドローン研修会はここで開催されているらしい。

12時18分に到着したが講習会は少し遅れていたようで、50分に終了して出てきた。

そのまま高田駅から坊城のほうに向かって走る。

途中にコンビニに寄って“アサヒスーパードライ(ノンアルコール)”とサンドイッチを買って目的地のガレージに向かった。

13時30分、予定通りの時間に到着。

早速、インサイトにYupiteru製ドライブレコーダー Y-120dを取り付け作業に入ってもらう。

後ろの内装を外すのが厄介で難儀しているようだった。

16時すぎに取り付け完了。

エアコンの効いた事務所でああだこうだと楽しい話。

帰りは帰宅ラッシュに引っ掛かり、24号線をトロトロと走ってJR郡山駅近くに友人が駐車しているバイク置き場まで行ってきた。

その帰りのドライブレコーダー動画が上記だ。

デジタル 顕微鏡 2MP

SKYBASIC Wifi デジタル 顕微鏡 2MP”という商品名のデジタル顕微鏡です。

2023年7月12日にAmazonで注文して16日(日曜日)に届きました。

Amazonを回遊していたらお勧めに出てきました。どんなところを普段見ているのかバレバレですね。

価格も低価格でiPhoneやiPadとWi-Fi接続して使うらしい。拡大して見るって楽しそうじゃないですか。

16日に届いてすぐApp Storeからアプリをダウンロードしました。

“Max-see”という名前のアプリです。似たような製品が沢山あり、それに対応するアプリもいくつか散見しました。

さて届いてから身近にあるものを撮影してみたのがこれです。

※元データは2MP(1080✕1920)。

ZWO社 Seestar S50を予約発注

以前にYouTubeで観た電子観望用の望遠鏡を5月31日に発注した。

電子観望用の望遠鏡とは、今までの望遠鏡のようにアイピースを望遠鏡に取り付けて眼視するのとは違って、受光素子を人間の眼のかわりにアイピース部分に取り付けて、取り込んだデータをパソコンに送って処理したものを画面で見る今どきの方法である。

若い頃と違って目も悪くなり、飛蚊症でもあるのでアイピースを覗くと視野に糸くずのようなものが見えて煩わしいのだ。

月や太陽系の惑星群は太陽光を反射している可視光だから人間の目で見ることが出来るが、星雲となると月や惑星と比べて格段に暗く、更に可視光域ではほとんどが薄ぼんやりとした雲の様にしか見えないのである。

乳剤フィルムで撮影していた1970年頃では考えられないような近赤外域の撮影がデジタルになってからは出来るので星雲が撮影しやすくなってきた。

例えるならこうだ。赤外リモコンの光は人間の目では見えないが、デジカメを通してその光を見ると点滅しているのが分かるのはそのためである。

昨年に購入したSVBONY SV503 70ED 420mmをVirtuoso GTi経緯台に取り付けて、カメラはNIKON D7000で撮影したオリオン星雲は生まれて初めて見る綺麗さだった。(Nikon製のデジタルカメラの受光素子は割合に赤外域が写しやすい傾向にある)

 

7×50の双眼鏡で観てもこんなに綺麗には見えないからデジタルカメラの受光素子の性能のおかげである。

撮影したデータを数枚から撮影する対象によっては数百枚の画像をコンポジット(あるいはスタッキングと呼ぶ)することで、鮮明な画像を得ることが出来るのだ。

しかしだ、そのためのソフトウェアはほとんどが私の嫌いなWindows用であり、数少ないMac用のアプリを使ってStackしていたが、最近になって望遠鏡とStackするソフトウェアが一体になったような望遠鏡が発売されだしたのである。

Vaonisの天体望遠鏡“ベスペラ(Vespera)”と“ステリーナ(Stellina)”という一体型の電子観望用望遠鏡である。

しかしこれらの価格は高い。性能から言えば高くはないのだけれど、やはり高い。

Vaonis社 Vespera(ヴェスペラ)自動望遠鏡 の価格がYahooショッピングで369,800円(2023年6月2日現在は18%OFF価格299,800円(税込)

2018年か2019年に発売された(?)Vaonis社 Stellinaは3,999ドル(約41万円)となっていた。やはり高いでしょ。私には高い。

そんな状況を崩してくれるような電子観望用の望遠鏡が発表されたのだ。

天体写真用のカメラ、スマートデバイス、天体撮影用アクセサリーを提供していて今一番勢いを感じられるメーカーZWO社から発表されたのが全てが一体になっているオールインワン望遠鏡 “SeeStar-S50”というヤツ。

コレの価格がまたすごい。
通常特価¥76,000→6/30までの先行予約特価¥61,400となっている。

これは欲しくなるでしょう。欲しくなるのは私だけ?いやいや絶対に欲しくなるって。

GoProより安いんですよ。買うしかないでしょ。

で、予約しました。チャンチャン!

光害対策の新兵器はこのフィルター

今日のような月明かりが眩しい時の撮影にこんなフィルターを使ってみた。

外した状態の撮影をしてなかったのでCLS光害フィルターの効果の程は不明。

※SV503 70 ED F/6 焦点距離 420mm屈折式望遠鏡
 NIKON D7000 直接焦点撮影 ISO 3200 5sec

YouTubeで色んな方が“このフィルターを付けて撮影したら凄いぞぉ”と言っているので間違いはなさそう。と、信じてしまう私です。

SVBONYのサイトから引用

SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
1、高品質光学ガラスを使用しているため、フィルターの面精度が極めて高く、高画質で観察や撮影できます。
2、光害の基となる水銀灯やナトリウム灯の輝線をカットするので空が引き締まり、はっきり写る星の数が増えます。
3、OIII などの輝線を透過させることにより、高いコントラストで星雲などの撮影が可能となります。

#svbonyclsfilter

オリオン大星雲の撮影をもう一度チャレンジ

23日に撮影したオリオン大星雲は初めて撮影したのになかなか良く撮れたと自分では思ったが、撮影に供したNikon D7000のリモート撮影の設定が良く分からなくて適当に撮影したため、星がブレて撮影されたのが気になっていた。

Nikonのリモコンで撮影するとき、リモコンのボタンを最初に押すとミラーアップ、続いてもう一度ボタンを押すとシャッターが切れるのを知らなかったので、適当に撮ったのがあの写真だった。

それで二回目は間違いないように感度設定をISO 800にして、シャッター速度は15sec〜25secで撮影することにした。

ISO 800, 15Sec

最良の結果はISO 800,15secの撮影が最良の結果だった。

その写真がコレ。撮影の補正はほとんど無し。前回の撮影結果と比較するとよくわかる。

※左が25日に撮影した写真で、右が23日の撮影。どちらも補正無し。

初めて星雲を撮影した

高校生の頃から月の写真は撮影していたが、惑星の写真や星雲の撮影はしたことがなかった。

なんでかって?難しいからですよ。

惑星はそれなりに明るいけれど、小さいから望遠鏡の倍率が必要になるし、きれいに撮ろうとしたら口径が大きいもの(望遠鏡)が必要になる。更に地球の自転に合わせて追尾する装置も必要になる。

星雲となると空の明るさが邪魔になるし、暗いから長時間の露光も必要になる。高感度の撮影装置(カメラ)も必要だから昔はアマチュアではなかなか難しいことだった。

天体撮影を始めた頃は35mmフィルムを入れた一眼レフで増感処理してもASA1600辺りが限度。自動追尾が出来るような望遠鏡も持っていなかった。

ところが今や撮影はデジタルカメラになって、感度はISO6400どころかISO12800でも撮影できるし、望遠鏡はEDレンズが付いた屈折式望遠鏡も昨年に買ったし…

昨年はいろんな出来事があって撮影どころではなかったが、2023年の2月になってようやく撮影出来るようになった。

今夜は雲も少なそうだってことで望遠鏡を裏庭にセット。
経緯台式の自動追尾装置Virtuoso GTiにSV503 70 ED F/6 焦点距離 420mm屈折式望遠鏡をセットして撮影してみた。

普段使っているNikon 1ではBulb撮影が出来ないので、今回はNikon D7000を使用する。
ミラーがある一番レフなのでシャッターを切るのは無線のリモコンで、ミラーアップ後にシャッターを切れる優れもの。

19時から撮影をしたのがこれだ。

Nikon D7000 ISO6400 H2.0 10sec

土星と木星

2022年10月14日の夜19時過ぎに南中した土星を撮影してみた。

今回は新しいマクストフカセグレイン式のSkyMax127ではなく、10年以上前に買ったマクストフカセグレイン式Meade ETX-90ECを使って撮影してみた。

架台はSkyMax127とセットで買った Virtuoso GTiに取付けて撮影した。

口径90mm・焦点距離1250mmなのでNIKON V1の1インチサイズの受光素子だと2.7倍になり、35mmカメラ換算で3375mm。70倍辺りの撮影である。


そしてその翌日の10月15日20時に木星を撮影した。

このときはSkyMax127を使用。どうもピントが来ないのが気になって使うのを躊躇していたが、せっかく買った望遠鏡なのでもっと使い込みたいので裏庭に出て撮影してみた。

SkyMax 127 は口径127mm・焦点距離1500mmで合成焦点距離4050mm。
カメラはNIKON V1なので倍率は約85倍になる。

写真は4枚の写真をスタックした画像である。

土星

2021年8月頃の土星の輪はかなり傾いていて土星本体を覆うくらいに見えていたが、2022年8月にはやや水平になりつつある。

そんな土星の写真を撮りたい。そう思って買ったのが6月に手に入れたSky-Watcher 127 焦点距離1,500mmのマクストフカセグレイン式の望遠鏡だった。

7月は天候が不順で私自身コロナの陽性になり、8月に入って一番観測しやすい時期にも天候が悪くてなかなか撮影できずにいた。

9月になると20時頃には南南東の夜空に土星が輝いていて撮影して見たが思ったほどきれいに撮れなかった。

そして10月に入り、2日の夜19時頃にSky-Watcher 127を経緯台式辞自動追尾のGTiに載せて撮影してみた。

それも直接焦点で撮影である。これが一番倍率が低くて土星を捉えやすかったからだ。

その時の撮影がコレ。

動画で撮影してStuckすればもっと滑らかな土星の映像を得ることが出来るのだろうが、今回はピントを合わすので精一杯。