VT250F2DのUSB電源を移動

VT250F2DにUSBコネクタをフルカウル右側にあるポケットの後ろに取付けた。

今までは左側のサイドカバー前にあるフレームパイプに取付けていたのだが、取り外しやスイッチのONーOFFや電圧の確認が不便なので取付場所を右前のカウル部分に取り付け直した。

カウルにあるポケットの後ろ側に穴を穿ってステー諸共ボルト留めで固定した。その際にカウルの一部にクラックが入っていたのを見つけたので、プラリペアで補修。プラリペアって便利だねえ。

このVT250F2D、6月から4ヶ月以上も乗ってない…

NHKのドラマに出てくる月と小道具に強烈な違和感

朝ドラ“ブギウギ”を毎朝観ています。

今朝、11月16日(木曜日)第7週「義理と恋とワテ」のワンシーンです。
たまに気づく事ですが、NHKさんがドラマを作る際に月を画面に描く(実際の月ではないので描くとしました)時に感じる強烈な違和感があります。

大きさが大き過ぎるのはもちろんですが、月の左側が輝いているこの光り方は下弦の月で月齢は22〜24です。

それと傾き方がほとんどなくまっすぐと言うことは、太陽が左側、月が南中に近い状態。
つまり陽が昇っている状態でしかあり得ないのですよ。

月の公転面は地球に対して5度ほどしか傾いていないから、この月の欠け具合🌘だともっと高度は高くなる。(地球の公転面は25度弱)

月がこのような欠け方をするのは太陽がが昇ってすぐです。そしてこれは明け方にしても月は真っ直ぐだし、高度は低いし空は暗い…

2022年後期に放送された“舞い上がれ!”の時も雑な月の扱いが気になりました。
[30話スワン号の奇跡]時間は8:10〜8:12のところです。

テーブル上の置き時計が11時10分(夜の設定ですから23時10分)を指しているのに、窓から見えるように描かれた月の月齢は5ほどの欠け具合。
これだと時間は日没後すぐでしか起こり得ない事象です。

天体は雰囲気だけで描かないで欲しい。
あまりにも荒唐無稽です。

満月は太陽と反対方向にしか見えないのはお分かりですよね。それを理解してもらえたら必然で月の描き方は理解出来るはずです。

そして最後にもうひとつ付け加えると、時代が明治時代や戦前なのに、メガネのレンズがマルチコートって有り得ないでしょ。

SkyWatcher SkyMax 127の電動フォーカス化がようやく完成

昨年の5月にシュミット楽天市場店のアウトレットで購入したSky-Watcher MAK127のピント合わせが手動だったので、6月にシュミットから出ているSky Watcherフォーカスモーター(電動フォーカサー)を取り付けた。

アルミ製のGT2 2GT 20歯タイミングプーリーと元から付いていたノブを利用して電動で動かしていたが、そのあとすぐにGT2 2GT 40歯タイミングプーリー(Bore Diameter : Bore 12mm, Width : Width 6mm)が届けられて交換しようと…思いながら交換せずに放置していた。

使い勝手に関しても特に問題がなかったのでそのまま使い続けて約1年以上、放ったらかしにしていた😅。

2023年の11月11日(土曜日)の午後から重い腰を上げて、ようやく手動のフォーカスノブをアルミ製のGT2 2GT 40歯タイミングプーリーに取り替えた。

このマクストフカセグレイン式の望遠鏡はフォーカスノブを軸に固定することでピントリング軸の位置決めをしているので、取り外したら軸が奥に入り込んでしまうためスペーサーを自作。
厚みは5.5mm。弾力性のある樹脂で作った。

それをピント調整ノブの軸に差し込んでからGT2 2GT 40歯タイミングプーリーを取り付けて完成。ギヤ比は1:2になった。

このアルミ製のGT2 2GT 20歯と40歯、そしてタイミングベルト200-2GT-6は日本のamazonではなく米国のamazon comから購入した。

関連記事:
SkyWatcher SkyMax 127の電動フォーカス化がほぼ完成
SkyWatcher SkyMax 127を電動フォーカス化

小雨降る金曜日に小柳時計店と天極堂テラスへ

今日は午前中に近所の元カメラ店ご主人の吉田さんをクルマに乗せて小柳時計店さんに行きました。

吉田さんのメガネを受領に行ったわけです。

朝、10時前に家の前で待っていたら吉田さんが僕を見るなり開口一番「アタマ切ったんか?」😱
「アタマなんか切りませんって,髪の毛切ったんです!」
末廣堂のお爺さんと朝に出会ったときにも「アタマ切らはったん?」って言われました。

アタマ切ったりしたら血だらけやないですか‼️
皆さんの中で同じような経験した方、います?

そういえば小学校の遠足でバスに乗った時、引率の先生がバスのマイクで「窓から手や“首”を出したらあかんぞ。」と言われたので、

「先生〜首だけ出すのは無理なんです。」って言ったらゲンコツでアタマを殴られて「それを屁理屈と言うんだ❗️」と叱られました。

どっちが屁理屈やねん⁉️

【変な日本語の話】
大昔の日本人(戦国時代の戦さ)で【敵の大将の首を取る】と言う場合は、首から上全部と言うことだったんだなぁ。
「敵の首を取ってこい。」と言われて、あごから下の円柱形の部分だけ持ち帰ったらどうだったんだろ?
この前、「アタマ切ったのか?」と言われたのは、『髪の毛を切ったのか?』と言うことらしい。
要するに、アタマというのは髪の毛のことでそれで頭髪?
晒し首とは(頭も含めた首から上)と言うこと。
ホントに首だけ晒していたら…🤣

小柳時計店に行ったあとは、甘樫丘近くにある“飛鳥彩瑠璃の丘 天極堂テラス”に行って美味しいランチを食べてくず餅をデザートに。

ここのランチはリーズナブルでとても美味しいです。
もちろんくず餅は最高です。

飛鳥彩瑠璃の丘 天極堂テラス
〒633-0045 奈良県桜井市山田692

VT250F2Dのバッテリーは開放型指定

VT250F2Dのバッテリーは今では珍しい?開放型のバッテリーなので充電するために確認したらLowerレベルの少し上くらいまで液が減っていた。

夕方の18時頃は帰宅のクルマで混雑しているのは承知で、ドラッグストアのウエルシアまで行って精製水(蒸留水)を買って来た。

精製水の価格は500ccで98円。そんなもん?

今夜もIC434(馬頭星雲と燃える樹)

ウチの家は立て込んだ町家の中にあるので開けた空がない。南側は小さな窓から南と南西の空が見えるだけの狭さである。全く持って天体撮影には不向きな住まいなのである。そんなところでも天体写真は撮りたい。

11月1日3時頃、満月も過ぎて月は南西の空に輝いている時間。ちょうど南の空にはオリオン座が見える。

歳取ったからかトイレが近くなったからか3時頃になったら自動的に目が覚める体質👀🤣

南側の廊下に面した窓を開けたらオリオン座がくっきり。少し離れて月もくっきり🌖。

トイレが終わったら眠気も少し収まったのでZWO Seestar S50を取り出して窓辺にセットしてみた。

雲が全くなかった夜空なので今夜もIC434(馬頭星雲と燃える樹)を昨日より少し長い時間撮影してみた。

それにしても空が明るいと思ったら右側に月齢17の月が🌖。そりゃ明るい夜空なわけだ。

それでもこれだけ綺麗にオリオン星雲や馬頭星雲が撮れるのはZWO Seestar s50の凄さだな。

左側の上に見えるのが散光星雲IC434の中で輝いている“燃える樹”と下が馬頭星雲、右側がM42オリオン大星雲
左側の上に見えるのが散光星雲IC434の中で輝いている“燃える樹”と下が馬頭星雲、右側がM42オリオン大星雲

#seestars50
#zeoseestars50

月を撮影するときは写真か動画か

月のように動かないものを動画で撮ってもしょうがないだろと思う貴方。これを知ったら動画で撮るのは優れていると思うはず。

さて、なんのこっちゃと思うでしょ。

天体写真は月でも惑星でも静止画1枚撮影しただけではきれいにはならないのですよ。

同じ写真を何枚も撮影して、それを重ね合わせてひとつの画像にする。重ね合わせることで細部まできれいな映像を得ることが出来るのです。

左が静止画で右が動画からStackした画像
左が静止画で右が動画からStackした画像の一部を拡大

私が高校生の頃はコンポジットと言っていたのですが、本来の意味でいうとコンポジットではなくスタックが正しい表現だと今では言われていますので、これからはスタック(Stackとは重ね合わせるという意味)と呼ぶことにします。

2023年10月25日に月の写真を撮影しました。午後に降った雨の影響で空は澄み渡ってきれいだったのですが、空気の揺らぎが大きくてシャープな写真は望むべくもありませんでした。

それで撮影はNIKON Coolpix P1000で撮影したスチール写真と、同じくP1000の動画モードで撮影した画像を比較してみたいと思います。

このP1000というコンパクトではないコンパクトカメラの動画は4Kで撮影が出来るのです。

1080P(FHD)の場合は1920×1080ですが、2160p(4K)では3840×2160で撮影出来るのです。このカメラの良さはここにも有りました。

これで撮影した月の動画画像をM1チップ搭載のMcBookPro 14in.にインストールしたLynkeos  AppでStack処理をします。

NIKON CoolPix P1000の光学系は半端なく素晴らしくて、こんなスペックです。

レンズ
レンズ 光学125倍ズーム、NIKKORレンズ
焦点距離 4.3-539mm(35mm判換算24-3000mm相当の撮影画角)
開放F値 f/2.8-8
レンズ構成 12群17枚(EDレンズ5枚、スーパーEDレンズ1枚)

静止画の撮影は16M[4608×3456]で撮影しました。
動画の撮影は2160/30p[3840×2160](4K UHD)です。

これの画像を掲載しておきます。

ヌメッと滑らかな画像になっているのが動画をStackしたものです。
※拡大したら違いが分かると思います。

Seestar Appが正式に日本語対応

ZWO Seestar S50を購入時にiPhoneにダウンロードしたAppのバージョンはv1.70だった。その後すぐに1.80になったが日本語対応はまだだった。

Webで調べたらTestFrightというAppをダウンロードしてからβ版の1.90がテスト出来るようだったので10月3日にやってみた。
Firmwareも1.58からv1.65になった。

v1.90βでは日本語対応されていてずいぶんと使いやすくなっていた印象。Android版はv1.90βが無いそうなので可哀想…😜

そして10月12日。正式なv1.90がApp Storeにあったので正式版をダウンロード。

β版との違いは…分からん😅

10月14日(土)にはv1.91になってFirmwareも1.68にアップしたらすぐに1.70になった。

ついでに…MacOS13.0以降とApple M1以降のチップを搭載したMacが必要です。と書いていたので、AppStoreからダウンロードしてみたらMacBookPro 13-inch, M1, 2020 (macOS Ventura 13.6)で動作した。

昨夜の空はかなり良好だったのでSeestar S50で星雲撮影

クッソ暑い夏の呪縛からようやく解き放たれた10月。と思ったら急に涼しくなって秋の気配が深まり出した昨夜の12日に空を見上げたらかなり澄み切った空だった。

とは言っても私の住んでいる地域は都会ほどの明るさではないものの、街明かりがあって二等星の北極星ぐらいはすぐに見つけられるが、三等星以下になるとまず見るのが不可能。

購入の翌日に撮影した時よりも空の状態が良かったので、19時頃にベランダにセットしたZWO製 Seestar S50で天頂付近の小狐座の胸の辺りにあるダンベル星雲(M27 Dumbbell Nebula)を撮影してみた。露光は10sec。それをスタックして6minの重ね合わせたもの。

続いてアンドロメダ大星雲(M31 Andromeda Galaxy)さんかく座銀河(Triangulum Galaxy)、そしてNGC 281(Pacman Nebula)“NGC281は、カシオペヤ座に位置するHII領域で、ペルセウス腕の一部である。散開星団 IC 1590や重星 HD 5005、複数のボック・グロビュールを含んでいる。(WiKiから抜粋)”を撮影した。

前回撮ったものと一緒なのは比較のためである。

街明かりのない空気の澄み切った地域なら、もっときれいなものがいっぱい撮影できるのだろうと思いを馳せながら暖かい部屋の中で撮影されて出てくる画像を眺めていた。

※星を観るのは決してロマンチックではない。撮影場所は危険だし、撮影機材には多額の費用が掛かり、夜は暗いし暑いし寒いし健康に良くない。夏なら蚊に刺される。などロマンチックなところなんてまったくない。

高校の地学部(天文)に入ったときには10人近く入部したのに2年生になったら残っているのは私だけだった。同級生で入部した男も女もこんな事を言っていた。「夜に天体を観ていたらテレビが観れない(ビデオなんてものが無かった時代)、家に帰るバスがない(田舎から来ている女の子)、他の人と遊びたい。蚊に刺される。夜は寒い。お腹が減る…etc。

天文好きっていうのを端的に言えば“かなりの変態”だな。

Seestar S50を箱出しのまま撮影してみたら

Seee昨日届いたZWO社 Seastar S50のバッテリーを充電して、ひと通りのイメージトレーニングを終えた日曜日の10月1日の夜。

夜と言っても21時頃に北東の空の高い位置に見える(はず)のアンドロメダ大星雲を撮影してみた。最初に撮影するのが我々の住んでいる天の川銀河の兄弟星雲だ。

  1. Seestar S50をベランダにセットして電源を入れてAppの入ったiPhoneXRを使って導入してみた。やり方はこうだ。
  2. GITZOカーボン三脚に取り付けたSeestar S50の電源を入れてベランダに置く。
  3. iPhoneにインストールしたSeestar Appを立ち上げる。
  4. Connectを押したらWi-Fiに接続しますとメッセージ。
  5. 数十秒掛かって接続が成功したらメニューのTonight’s BestからM31(Andromeda Nebula) を選択する。
  6. Go Toボタンを押すとと自動で本体が回転してレンズをM31があるであろう方向に移動してゆく。

センターに入っているか?と聞いてくるので、入っていたら🆗ボタンを押したら自動的に追尾し続けてくれる。

そして撮影したのがこのM31アンドロメダ大星雲だ。

続いて撮影したのがM45プレアデス星団で、これもメニューのM45を選択すると自動で画面の中央に導いてくれるのだ。すごい精度である。

1日の夜はこれで満足したが、やはりオリオン座にあるオリオン星雲を撮影したい。南東の空に姿を見せるのは日が明けた2日の午前2時を過ぎた頃だ。

ウトウトとしながら2時にベッドを出て、裏庭に三脚に取り付けたSeestar S50をセットして夜空を見上げると澄み切った空にオリオン座が輝いていた。

Seedstar AppからM42を選ぶとアンドロメダのときと同様に自動的に目的となる星の方角にレンズを向けて、しばらくするとM42を捉えた。
それも全自動でピントもオートフォーカスである。

画面下の赤い撮影ボタンを押すと10秒露光を繰り返してプレートソルビングした画像が表示された。すると一気に鳥が羽を広げたようなオリオン星雲が画面に表示されたのだ。1minの露光を終えた画像がこの画像である。