実は昨日のお昼前に15日に注文したSVBONY製の屈折式天体望遠鏡が届いていた。
屈折式天体望遠鏡は生まれてはじめて購入するので、ワクワクドキドキだった。
つい先日にもマクストフカセグレイン式の天体望遠鏡を買ったばかりだが、あれは1,500mmの反射式長焦点で、月のアップや惑星を撮影しようと買ったのだ。
今回購入したのは口径70mmで焦点距離420mmという単焦点。更にレンズはEDレンズを使ったF値が6という屈折式では明るい部類に属する望遠鏡である。
一般的にはF値が12〜15ぐらいに設計されている屈折式が多いのは色収差の補正の問題である。口径100mmなら焦点距離は1,200〜1,500mm、今回のような口径70mmだと850〜1,000mmというのが昔の天体望遠鏡だった。
明るいレンズの良さは暗い天体(星雲など)が写しやすいこと、そして今は電視観望と言ってCMOSカメラを使って眼視の代わりにコンピュータの画面に直接表示させるような天体観測が主流になってきているようなのだ。
なにせ1960年代の後半から天体を観だした年齢だから、天体撮影といえばフィルムカメラでの撮影しかやったことがなかった。地学クラブに在籍した高校生の頃から天体撮影はフィルムカメラだった。
2006年にMeade ETX-90ECJを購入してからはデジタルカメラで撮影するようになり、デジタルの凄さに魅了されて月や土星や木星を撮り始めた。仕上がりの綺麗さではフイルムカメラの頃とは隔世の感がある。
そんな中でも星雲の撮影は未経験だったので、それに適した明るいレンズで単焦点の屈折式望遠鏡を購入したのだった。
YouTubeで色々観ていたら、SVBONY製のSV503という屈折望遠鏡がどうやら良さそうだと気になりだしていた。レンズはEDを使っていて色収差を良好に補正しているとのこと。
- SV503 102 ED F/7 焦点距離 714mm
- SV503 80 ED F/7 焦点距離 560mm
- SV503 70 ED F/6 焦点距離 420mm
と単焦点の屈折式望遠鏡が発売されていたのである。
この中の一番短い焦点距離のSV503 70 ED F/6 焦点距離420mmを購入した。
メーカーサイトからの引用文はこれ。
SV503 ED シリーズ望遠鏡が優れた光学性能を発揮する「S-FPL-51」素材を使用したEDガラスレンズを採用することで、色収差(色のにじみ)を抑えたシャープな像を楽しむことができます。
