MacBook Pro Retina 15in. Late2013のバッテリーの異常

MacBook Pro Retina 15in. Late2013のタッチパッドをかなり強く押さないと反応しなくなった。

(この状態でのバッテリーの健康状態は88%でチャージサイクルは384回である)

正確にはかなり強く押さないと反応しなくなったということだ。もしかして内部のリチウムポリマーバッテリーが劣化で膨らんでタッチパッドを押し上げてるのか?

もしやそうかもしれないと思って裏蓋のT5のネジを10箇所外し始めた。

中程まで来た途端、裏蓋がパン!と浮き上がったのを見てやはりバッテリーが劣化で膨らんでいるのが分かった。ガッカリである。

最後の1本を外したら内部のバッテリーが餡子のたくさん入った鯛焼きのようになっていた。

さてどうしたものか。

このバッテリー、iPhoneやiPadと同じように粘着テープで貼り付いているのだ。それもかなり強固に。

最初に電源のコネクタをプラスチックのヘラを使って真っ直ぐ上に引き抜いて外しておく。

ヒートガンを使ってキーボードのある表側から熱を加えて、プラスチックのヘラを使ってバッテリーを外しに掛かった。

何度かヒートガンを使いながら、バッテリーの裏側にヘラを差し込んで外して行った。

30分以上掛かってようやくバッテリーを外せた。

強固な粘着テープをヘラを使ってこそぎ落とし、最後にパーツクリーナーを使って残りの残骸を取り除いた。

Amazonでこれに使うバッテリーを検索して、さくらチェッカーを使って真偽の程を調べてから注文。