気になるスーパーカブ

何年か前から散歩の途中で通過するガレージに置いてあるスーパーカブが気になっている。何ヶ月経っても動かしている形跡がないのだ。

持ち主が分かって譲ってほしいと言ったら譲ってもらえるだろうか?そんなことばかり考えていた。

2019年11月になった頃、このバイクが置いてあるガレージのすぐ近くに住んでいる飛鳥小学校の同級生の友人にスーパーカブのことを訪ねてみた。

彼曰く、あのバイクはたぶん隣りにある陶器屋のご主人が以前乗っていたものだろうと教えてくれた。
今はご主人は亡くなり、ご子息が後を継いでいるという。
「そのご子息とは同じ町内で世話役を一緒にしているからスーパーカブを欲しいと言っている友人が居ると伝えておく。」と言ってくれた。

しばらくして友人のM君からLINEに連絡が入った。
「福井君今晩わ。Yさんの横のスーパーカブの件ですが、やはり持ち主はYさんだそうです。“同級生で譲ってほしいと言う人が居るので、電話するかも知れない。と伝えてあります。📱090-1234-5678(ダミーです)何れは処分しないといけないと言ってましたが、亡くなったお父さんの遺品らしいので、売るかどうかはわかりません。月~金迄は実家に、土日は自分の家に帰っているそうです。」と持ち主に連絡しておいたと教えてくれた。

これでひとつ次のステップに進める。
ホンダのスーパーカブはずっと欲しくていつも横目で見ていたビジネスバイクである。