レンズの話 “NIKKOR-UD 20mm F3.5 Ai”

Collage_Fotor久しぶりにレンズを買った。

正確にはたったいまヤフオクで落札したところだ。

こんなきれいなレンズが28,000円で落札できた。

“ニコン UDニッコール 20mm F3.5 Ai改造” (NIKKOR-UD Auto1:3.5 f=20mm)

このレンズ、1960年代後半のレンズである。

私が大阪芸大に在籍した1974年頃にはクラスの仲間で持っている奴がいて羨ましかったなあ。

私がもっていたNIKONの20mmは、このレンズのあとに出た新しい奴。

New Nikkor Auto 20mm F4 と言われたヤツでフィルター径が52mmのもの。

もちろんマルチコートされた設計で写りは良いはずなのだが、この旧型の72mmフィルターを使う大きめのレトロフォーカスレンズが何故か魅力的に見えていたのである。

ニッコール千夜一夜物語にその辺の詳しい話しが載っている。

あれから40年が経った。

ヤフオクに出品されることも度々あるニコン UDニッコール 20mm F3.5はAi以前のレンズなので、NIKONでAi改造されていないものも多い。

今でもニコンサービスセンターでAi化をやってもらえるなら別だが、20世紀末でAi改造サービスは終わっている。

Ai化が始まったのは1970年代だから30年近くもサービスを続けてくれたニコンは素晴らしい会社だが、流石に今ではAi化するのは不可能。

それならAi化されたレンズを探すしかないが、なかなか良品は出てこないものだ。

たまに出てきても価格がべらぼうだったり、外観が傷まみれだったりするとそれだけで興ざめである。

今回ヤフオクで落札したものは写真で見る限り綺麗な状態に保たれているようでとても楽しみなレンズだ。