2014年12月11日(木曜日)
なんのこっちゃねん?
『王が亡くなってミイラにされるときはきっとこんなんやろうなあ。』と言うのに近いのが病院でカラダを洗ってもらうやり方だ。
木曜日はベッドから起きてはいけない(起きることが出来ない)患者のために看護師さんがカラダを洗ってくれる特別な日である。
そして今回は12月4日に続いて2回目。
指定された時間が来るとベッドごと一階下の4階にあるシャワー室に運び込まれる。
着ている服を看護師さん二人あるいは三人の手でパンツまで脱がされる。
寝ているベッドに横付けされたシャワー専用のお湯を貯めることが出来るベッドに転がるように移動する。
申し訳程度にタオルがカラダの中心に置かれ、頭の上からカラダそして足の先までシャワーでお湯を掛けられてボディソープで洗ってもらう。
この作業(あくまでも作業である)で1週間分の汚れを落とす訳だ。
正面が終わると今度は横を向いて背中とお尻を洗ってもらう。
もちろん申し訳程度に掛けられたタオルの下も遠慮なくつまみ洗いされる。
握るのではなく“つまむ”というのがミソ。
そうして再びシャワーで泡を洗い流してもらって乾いたタオルでカラダを吹き、元のベッドに転がって戻るのが一連の儀式となる。
文字にすると味も素っ気も無いがまさにこの通りの作業が秘密めいたシャワー専用室の出来事であった。
でもさっぱりしたなあ。