昨日届いたPixcoのNikon-m4/3変換アダプタ。
NIKKORレンズを取り付けてみてガタや滑らかさを見たところ問題なし。
NIKKORレンズのマウント部分と接合するのも非常に滑らかで、社外品によく見受けられるギシギシ感やガタツキは一切なかった。
m4/3マウント部分をOLYMPUS PEN E-P2やPanasonic DMC-GX1に取り付けてみたところ、スムーズに回転してカッチリとロックできてガタツキもなかった。
次は無限遠のテスト。これは欠かせない。
テストに供するレンズはNIKKOR-Q AUTO 1:4 f=200mmという古い望遠レンズ。
それとSIGMA 10-20mm D 1:4-5.6 DC HSM DX対応の広角ズームレンズ。
上の2枚は無限遠からほんの少しだけヘリコイドを戻した状態でピントが合う状態。
若草山を撮影したときは∞マークのところでピッタリと無限が出ていた。
こういう撮影をするときには正確にピントを合わせる必要があり、MFアシスト機能を使って画面を拡大させることで精緻なピント合わせが可能だ。
OLYMPUS PEN E-P2の場合はInfoボタンを何度が押して拡大枠表示にしてからOKボタンを押すと画面が拡大される。
但し、シャッターを半押しでも撮影しても拡大状態から元の画面には戻らず、OKボタンを押すことで元の画面に戻る。
OLYMPUS PEN E-PL3の場合はFnのルーペマークを押すと画面が拡大できる。
こちらもやはりシャッターの半押しやシャッターを押して撮影したあとも元の画面には戻らず、ルーペボタンを押す必要がある。
Panasonic DMC-GX1の場合は後ろダイヤルを押し込むことで画面が拡大され、シャッターを半押しするかシャッターを切ると元の画面に復帰する。
こういった操作性は長年メカニカルカメラから現在に至るまでカメラを作り続けているカメラメーカーのオリンパスよりも総合電機メーカーのパナソニックのほうが撮影する人のことを理解し、使い勝手の良い方法を考えて操作系を纏め上げているのは意外かもしれないが柔軟な発想が出来る設計者が存在していることにほかならない。