25年前の1994年

このとき、私はアップルコンピュータの販売をしていた。

日本中のApple Computerを扱っている販売店と販売している人が販売力を競って北は北海道から南は九州(沖縄はいたかな?)までの各販売店のAppleの販売数によって約80名が選抜された人間がハワイに集まった。

(私の会社にそんな販売力はなかったが、大阪キヤノン販売の課長の采配で私が関西代表のひとりとして行けることになった。)

私はHチームのリーダーになった。(歳の順?)

5泊7日のうち、4日間はハワイ大学での研修と講義に明け暮れた。

毎日、各チームがテストを受けて成績を集計される。

最終日まで多分ウチのHグループがトップだったと思った。

最終日、ハイアットリージェンシーに集結して最後のイベントが行われた。

AからIまで9チームの成績が発表された。我がHチームがこの時点では僅差でトップに立った。

最後の試験は各テーブルにあるカクテルドリンクに使われている果物を当てるというゲーム感覚の最終テスト。これがまた高得点を狙って逆転のチャンスだった。

「逆転されてたまるか!!」と思った私だった。

で、どうしたか?

トイレに行くふりをして厨房に走った。

厨房に行って中で料理を作っている人にこう問いかけた。

“What is the fruits in the cocktail drink?”

そこに入っていたトロピカルフルーツの名前を聞き出した。

素知らぬ顔をして席に戻った。

みんな何が入っているのか侃々諤々で話していた。

私がフルーツの名前をひとつづつ説明したらみんなそれに納得してくれた。

ついに最後の成績発表だ。

「Hチーム!福井君以下8名が優勝です!」

やったぜ、これで商品のWarner Brosのスタジャンはオレたちのものだ。

そう、その時の優勝商品はWarner Brosのスタジャンだった。

これはその時の優勝記念品として、今も大切に持っている。

ちょっとズルしたけどね!