ST105.003はやっぱりお宝なのだ

Facebookを見ていたらこんな映画予告が載っていた。

時計ファン必見のおすすめ映画予告 – 『ファースト・マン』

来年2019年2月、全国ロードショーで公開される『ファースト・マン』は月面飛行の歴史が描かれて、これにはスピードマスターは欠かせない。

ということで持っているOMEGA SpeedMasterの中でもとびきりのST105.003(通称3rd Model)を引っ張り出してきた。

この時計、手に入れたのは1996年の事。SONY Cyber-Shot DSC-F1が発売されたときだ。どうしてCyber-Shotが関係あるのかって?

これが大いに関係があるのだ。

1996年の2月、千葉の幕張メッセで開催されたMac World EXPOの会場で発売されていたSONY Cyber-Shot DSC-F1を新品で買ったのがきっかけである。

これとOMEGA SpeedMasterとどういう関係が・・・?

1996年に発売されたとき、超人気商品だった初代のSONY Cyber-Shot DSC-F1を手に入れてワクワクだった私は、これを持って親しくしてもらっていたガンショップ(L.A.GUNSHOP)に出かけていった。

L.A.の店長が非常に珍しいOMEGA SpeedMasterを持っていたのを知っていたので、貸してもらうか借りられなければ撮影させてもらおうと買ったばかりのSONY Cyber-Shot DSC-F1を持ってお店に行ったのだ。

店長に「お持ちのOMEGA SpeedMaster 3rdモデル、撮影させてもらえないでしょうか?もしもよろしければお借りできるなんてことは無理でしょうか?」と図々しいお願いをしてみた。

眼の前に置かれたSpeedMasterを撮影しようと持っていったカメラを取り出したところ店長が「福井さん、それ、出たばかりのSONY Cyber-Shot DSC-F1ですよね?奈良じゃ3ヶ月待ちだとか言われてしまいました。欲しいんですけど手に入らないんですよ。」と言われてからしばらくして「福井さん、良ければその時計(OMEGA)とそのSONY Cyber-Shotと交換しませんか?」と驚くようなことを言われたのだ。

そりゃもう驚いて無言でいたら「これも一緒に付けますよ。」と旧ソ連のスナイパーカメラセットを持ってこられた。

「いや、もちろん・・喜んで・・(声も出せずに狂喜していた私)」

そんな訳で手に入ったOMEGA SpeedMaster 3rd(ST105.003)である。

中のムーヴメントはそのあとのSpeedmasterに使われているCal.861ではなく懐中時計のようなCal.321が使われている。

これを見たら他の時計のムーヴメントはガサツに見えるほどきれいな機械である。

※今ではST105.003のきれいなものは100〜150万円はする貴重な時計。