近視でも良かったかも


私は15歳くらいからずっと近視だった。

近視に気付いたのは棚に並んでいるガラスコップに描いてあったの顔の模様がよく見えなくなったのが最初の兆候だった。

それ以来、メガネのお世話になっていた。

メガネを外したら1mより先のものはボヤけて見える。

50cmでも少しはボヤけているのだが、外を歩く時とかバイクに乗る時にはメガネが無いと危険この上ないほど見えなかった。

その頃の視力は左右とも0.2とか0.3の視力だった。

それから50年近く経った64歳の今、免許の更新の時に「よく見えてますよ。」と言われるくらい遠くが見えるようになっている。

その分、近くは見えにくくなってきたわけだが、明るければ手に持ったiPhoneの文字は文字を大きくしなくても見えている。

メガネが無くても見えるというのはとても嬉しい反面、ひとつだけ気になる事がある。

それは昨日のように友人たちと温泉に行った時のことだ。

風呂に入る時にはメガネをしないため、今までは見えるものがボヤけていたから気にならなかったが、これだけ見えるようになると見えるものが汚いのだ。

オッサンの裸。

見たくなかったなあ、オッサンのハダカ。

きれいな女の人のハダカならもっと幸せな気分になれるのにと思った瞬間だった。