僕の住む奈良市内には家の軒を間借りしたように奥に続く路地がいくつもあります。一見、表に面した家の一部のように景色に馴染んでいて、薄暗い路地を通り抜けると急に開けた景色になっていたりするのがなんとも不思議な気持ちになります。
例えると「ジブリの世界」のような。
家と家の間にある細い路地には興味はない。家の軒を間借りしたような薄暗い通路を通って奥に続く路地が好き。
そんな景色を見ると写真に撮りたくてたまりません。探せば奈良市内にはまだまだこんな景色が残っているはず。無くならないうちに写真に収めたい。