新品かと見紛うようなオールドニッコール

オールドニッコールの50mmレンズが欲しい。

ニッコールの50mmは1960年代から現在に至るまで連綿と作り続けられているメジャーなレンズ。

どんな時代のどの50mmを選ぶ?

F値は1.4以上である。F2とかF1.8は要らない。

F1.2は以前にテストしたことがあってかなり興味を惹かれたが、タマカズが極度に少ないので、中古市場にあってもかなり高価。

その点F1.4なら選び放題。

その中でもヘリコイドリングが金属製(アルミ合金)で出来たものが欲しい。

それと絞りはAi対応に純正改造されているレンズ。

Ai対応レンズが世に出てきたのは1977年以降なので、それ以前のレンズがAi仕様になっているのは全てニコンサービスセンターにてAi対応化(改造作業)したものである。

仮にキレイな50mmレンズだったとしてもAi改造をNIKONにお願いするとAi絞り交換費8,000円+税が掛かるのである。(ニコンサービスセンターで1997年から1997年の20年間受け付けてくれたが、現在は受け付け終了)

だから最初からAi絞りに変更されているアルミのヘリコイドが付いたNIKKORの50mmを探した。

NIKKOR 50mmは1962年頃から1974年頃までのNIKKOR-S AUTO(AUTOは自動絞りの意味)を発売していて、その中でも後期の1972年から1974年に発売されていたNIKKOR-S・C 50mm f1.4というのがカラー撮影に対応したマルチコーテッドレンズを採用したレンズだった。(NIKKOR-S・CのCはColorの頭文字か?)

調べたところによるとNIKONのレンズは発売期間から発売時のシリアルまで全てメーカーに残っているらしい。

海外のサイトだがここNikon Lens Versions and Serial Nosで調べることが出来る。

NIKKOR-S・C 50mm f1.4は以下のとおり。

Start Noは1280001からで End Noは1613735 総生産数は333,735 製造期間はJuly 1972 – Jun 1974である。

オイラが大学生の頃に発売されていたNIKON F2などの標準レンズとして発売されていたから尚更興味を惹く。

これをヤフオク!で探していたら幾つか見つけた。

その中に「★ほぼ新品級★ ニコン Nikon Auto 50mm F1.4 S C 単焦点」と表記されていて3点ある写真で見る限り傷ひとつ無いキレイな50mmだった。

嬉しいことに希望落札7,690円+送料1,200円だったので、速攻で落札したのは言うまでもない。

只、気になったことがひとつあって、表記にはAiの表記がなされていなかったが、この方が他に出品されているレンズにはAi表記があるものも多いので、オイラが落札したレンズは見た目はAi絞りになっているが表記にはどうしてAiが書かれていないのかとちょっと不審に思ったことだ。

で、取引ナビで確かめた。

「送っていただける商品は掲載されている写真のとおりのシリアル 1◯◯4063のAi改のやつですよね。」とだけ聞いてみた。

そうしたら「シリアルは間違いありませんが突起がないのでAi改ではない気がします。」と返ってきたので一寸不安があったが、写真の商品ならそれで良いですと返答して商品の到着を待った。

18日(金曜日)の10時にヤマト便で届いたのでドキドキしながら開封してみた。

間違いなく新品級のキレイさでヘリコイドに粘りもなく、さりとてスッカスカにもなっていない。
レンズには一点のクモリもカビも見つけられなかった。
ヘリコイドは使用したらほぼ必ず出来る擦り傷もほとんど無くて新品同様。

そして写真の通りのAi対応の絞りであったのが嬉しい。

これだとNIKON DfにもNIKON D7000にも問題なく取り付けられる。

ん? Dfに取り付ける? 買うんですかいNIKON Df。

いや その あのね・・・・・・・