OlympusとPanasonicのミラーレス一眼を独断と偏見で一刀両断

まず私がどんな使い方をするかによって評価は大きく別れるのを理解の上で読んでください。

最初にミラーレス一眼を買おうと思ったのは手持ちの古いレンズにマウントアダプタを取り付けて使いたかったのが最初のきっかけでした。
Olympusを選んだのはPanasonicのミラーレス一眼と違ってボディ内手ブレ補正が付いていること。これだけの理由でした。

実際に使ってみるとやっぱりボディ内手ブレ補正が付いていると手持ち撮影で手ブレせずに撮影できる歩留まりがかなり良くなるのが判りました。

OlympusのEP-2を買った時に付いてきた17mm f2.8のレンズ以外のマイクロフォーサーズレンズが欲しくなって買ったのが標準レンズと言われるPanasonicのLUMIX Summilux 25mm F1.4です。

このレンズをOlympusに取り付けると絞りが明るさに応じて素早くギコギコと音を立てて動くのが判ります。
実はこれが意外とウルサイ。
試しにPanasonicに取り付けてみるとほとんどこの動きがありません。
ボディ内でやっている制御方法が全く違うんですね。
Panasonicの場合はシャッターを切る寸前までは絞りは動きません。

但し、レンズに入る光が強い場合には絞りは受光部保護のために絞りこまれ、シャッターを切る寸前に指定の絞り値になってくれます。
Olympusはそれが頻繁に動くのでうるさく感じるのだと思います。

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更に私の使い方でOlympusとPanasonicが大きく違うと思ったのはマニュアル撮影時の液晶表示です。

シャッターのシンクロ速度はOlympusもPanasonicも1/160secです。

そんなに明るくない室内での撮影でホットシューにシンクロアダプターを取り付けて外部ストロボ(コメット Twincle 04II)を使ってマニュアル撮影する場合のお話をします。

シャッター速度は1/160secで絞りはf5.6に設定すると、OlympusのEP-2やEPL-3の場合は室内が暗いために後ろの液晶が見難くなって(実際の露光通りに)シャッターを切ったらストロボが発光して適正な露出になります。

そのため、被写体を確認するためだけにM(マニュアル)からA(アパーチャ)にダイヤルを動かして画面を明るくして被写体を確認するステップが必要です。
これをそのまま撮影してしまい、露出オーバーになったことが何度もありました。

Panasonicの場合はM(マニュアル)露出で撮影する場合でも後ろの液晶表示は見やすい明るさになっていて、撮影する瞬間に指定したシャッター速度と絞り値になるような制御がされています。

もうひとつ、私のように外部ストロボを使う仕事ではカメラの持つシンクロ速度に合わす必要がありますが、Panasonicの場合はホットシューにシンクロアダプターを差し込んで、外部ストロボのシンクロコードを差し込んだ時にだけ自動的に1/160secにする機構が採用されていて「Panasonic、判っているなあ。」と思うことしばし。
それとは違ってOlympusはれっきとしたカメラメーカーなのにこんな気遣いは全くありません。

どちらが使いやすいかといえば圧倒的にPanasonicのミラーレス一眼です。
唯一、Olympusにアドバンテージがあるとすれば、それはボディ内手ブレ補正があること。
それだけですね。

レンズの性能(描写の好み)で言ってもOlympusよりもPanasonicのLUMIXレンズのほうが優れています。

外部ストロボを使った物撮りというのをやらないのならどちらでもいいでしょうが、三脚にカメラを固定して撮影することが多々ある方ならPanasonicのほうが良いような気がします。

そんなわけでPanasonicのミラーレス一眼がまたひとつ欲しくなってきました。